感想
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「出会い系サイト」「ストーカー」と聞いたらもう何が起きるかわかるでしょう!ストーリーはほぼ定番。そういう意味では少々面白みとか意外性に欠けるかな・・。
どうやったら、確実にオンナをゲットできるか、中年男性が血眼になって?模索して、自分なりのノウハウを確立していくところなんか、「そこまでするか!!そんなことまで考えるんだ・・。ほほー」というちょっとした尊敬の念にも似た感情(もちろん嘘です)で、見つめ。
何時来るの?と待ち焦がれた「リカ」という名前の女性が、主人公のディスプレイに現れた時から「おっ!!きたで〜〜!!来たで、来たで〜〜!!さぁ。何してくれますノン??」と、期待に胸を膨らませてしまった。下品ですみません(^-^;。
でも、この主人公、こんな目にあうほど悪い事をしたのかな?と、女性の立場から見ても思うんだけど、男性が読んだらもっと気分が悪くなるような気がする。
はっきり言えば「黒い家」を意識してるな?と思う部分もあり→リカの体臭がきついと言う部分とか目の光がどうしたと言うところとか亜流な感じはしてしまったんだけど、最後のほうは怖かった・・・というより、痛かった!!
よく言う「胸が痛い」の「痛い」じゃなくて、文字通り体が痛くなるような描写はなかなか見事だった。この私でさえ思わず「やめてぇぇぇぇ!!」と、目を背けたくなるほど、痛そうな・・。作者はきっとかなりの先端恐怖症だと思う!
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