私と洋裁


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今はあんまりしていないけど
わたしの中で洋裁は3番目くらいに得意な分野。

(1番はトランプのゲーム「スピード」
え?聞いてない?言わせて!!
2番はどこでもいつでもすぐに眠れる事
え?特技とは言わない?言わせて!!)

ここまで来るには、どれほどたくさんの失敗をしてきたか数え切れない。たとえば、ブラウスなどは袖を前後をつけ違えたり、(袖にはちゃんと前後があるので、間違えると手が後ろを向いてるような服になる)スカートだと、上下を間違えてベルト部分に縫い付けたり、そのたびに泣きたいような気持ちで、ほどいてはまた縫ったり。なのにまた同じ間違いをしてほどいたり。どれほど繰り返してきた事か!
そうこうしているうちに、だんだんと手際も良くなり、ステッチもうまくなり、納得いくものが作れるようになったのだ。

何を隠そう、学校時分は家庭科の成績と言えば5段階評価で2と3を行ったり来たり。そんな私がまったくの独学?(母には教えてもらったけど)で、ここまで出来るようになるなんて、ほんとうに中学高校の時には思いもつかなかった。
人生には意外な事が待っているものだ!

かつどんが小さい頃は、たいていのものは手作りだった。
オトコノコなので、ズボンなんかも、前ファスナーがメンドウだったけど、 何度も(失敗しながら)作ったので 、 最後には「作り方の説明」を見なくても、前ファスナーが作れるほどに。

市販の服をお店で見たりして
「ほほー、ここはこんな風にしたら既製品っぽくなるのか」
と、チェック!!

幼稚園に入る前はそりゃもう大騒ぎ!!
初めての子供なので、入園も当然初めて。
そういう時って、どうしても張り切っちゃうんだよね(苦笑)
こんなの作ったりして⇒
(clickしてみてね)
これは考えに考えて作った未だにこれをこえるものは作っていないと言う(笑) わたしの中での最高傑作と言わせて頂きたい!!(笑)
なので、もちろん捨てられずにこうして残してあるの。(笑)
かつどんがリクエストしたんだけど

「おかあさん、あのね
『ぞふぃーはボクのともだちです』って書いておいてね
ゾフィーがね、『かつどんなんかキライだよ!』って言ったら
ボク・・・(涙ぐんで)悲しくなっちゃうからね」

と言った声を、私は一生忘れない(笑)
可愛かったかつどん かむばっくあげいんぷりーず!!!(涙)

あ、ゾフィーってご存知だよね?ウルトラ兄弟の長男だよ(笑)

関係ないけど髪の毛もずっと私が切っていた。
(後に「こんなの嫌だ〜〜!!!!」と泣かれるまでは)

こう言うのって、別に自慢してるわけではないの。
中にはモチロン「手作りなんてダサイ!!」「ケチってる!!」と
思うお方もおられるだろう。

事実かつどんの小さい頃、職場の集合住宅にいたんだけど、 かつどんの友達のおうちでは0歳児のころから
「髪は床屋で切らせろ」
「服はきちんとブランド物を買え(Jプレスがお気に入り)」
とおっしゃるご主人のおうちがあったけど、手作りなどはその一家にはけち臭くて、 だらしなく見えたらしい。
きっとうちのかつどんを哀れな気持ちで見ていたのかも?(苦笑)

その辺は価値観が違うと言う事で、とやかく言わないけど。こっちも言われたくない。

で、もんぶらんだけど、これまた初めての女の子と言うことで、はりきっちゃったね!

これは、以前も一度UPした事あるけど、もんぶらんの1歳の誕生日の写真。
初めてのスカートは誕生日に!!私の手作りの白いスカートをはかせる!!・・って決めていた。
だから、すでに歩けたけど、スカートはこのときが初めてだったのだ。

私の妹たちの結婚式にも、オーガンジーを使ったピラピラしたドレスを作ったり、こまめに洋裁は続けたっけ。(遠い目)

さて、一番下に生まれたいちご。
この子に関しては、驚くほど手製の服が少ない(笑)
おねえちゃんのお下がりがあると言う事もあるし、手作りは私自身が飽きたという・・。
入園の時も、プリント柄のキルティングを買ってきて、ただバッグを作っただけ。刺繍すらしてない。しかも、入園式の前日に、やっとこさっとこ作ったって言う感じ(笑)
同じ親の子供でも、こう言うこともあるのね(しみじみ)

かつどんと、もんぶらんのときに私自身がやりたいこと作りたいもの、全てやり遂げた?という達成感?(笑)を得ているから、「もういいか・・」ってなもんで・・。
ともかく、トシのせいか、マメさがない!!!
ミシンは最近新しく買ったんだけど、数えるほどしか使っていないと言う体たらく。先代ミシンと先々代ミシンはともに、じゅーーーーーーぶん元を取ったんだけどなぁ。
ほんと、いちご、ごめんね!!

ちなみに、学校で新学期に要求されるぞうきんだが。
3人いると、それぞれが2枚ずついるものだから、合計6枚!!こんな私、ぞうきんなんてお手の物、すいすい〜〜っと、ミシンかけちゃうよ!と思いきや(え?思わない?あたりです!!)こんなにメンドウな事はない!!
最近は100均で、買っちゃうのだった。えへ!

ちょっぴり自慢?あんど年寄りの(笑)回顧録にお付き合いいただいてどうもありがとさんでした!!!
m(_”_)m スンマソーン























***・・・・・・・・・・・伊勢行きレポ

2002年 9月16日 月曜日 雨

その日、夫は前日の飲み会でダウン。でも、それがなくても、女4人で伊勢には行くつもりだった。
何せ母が孫に会いたがるので。
でも実はちょっぴり煙たい面も(苦笑)小うるさいもんね。母。

子供たちふたりとも、車には弱くてすぐに気分が悪くなるので、車の中でも気を紛らすためにも音楽を聞きたいんだけど、今時の音楽は母にはうるさいだけで「音を小さくして!!」って言って音楽も聴かしてもらえない。
でも自分はずっとしゃべりどおし。ずーっと!年取ると相手が聞いていようが聞いていまいが喋り捲るんだね?
子供たちも本心はおばあちゃんに「歌が聞こえないから(ただでさえ音が小さいのに)静かにして」と言いたいが、後が怖いので云わない(苦笑)
ほかにも「そんなことをしたら○○でしょ!」「はやく○○しなさい!!」という小言が多い。
こんなこと、母に言ったら「私だって本当はもっと言いたい事があるんやけど、我慢してるんじゃーい!!!」と怒るだろうな(^-^;
まぁ、こうして我慢とか敬老とか言うことを勉強してちょうだい。

ともかく、妹のところに行く時は母を連れていかなくちゃって感じなのだ。

ところでいちごだけど、実は家を出る前からべそべそと泣いている。
どうやら、いちごはお父さんが可哀相になるのかそれとも別れがたくなるのか・・・ま、両方でしょう。
お父さんを思ってずっと泣いてる。
車の中でもずーっと窓の外を見てたまにはタオルで目を押さえながら、さめざめと、しくしくと、泣いてるのだ。
泣きつかれて眠ってしまって、起きた時には気分も戻っていたようだけど(笑)

妹のところについてから夫に「着いたよ」と、電話をしたら「いちごはどうや?」と意味ありげな様子。
「さては!!あんた、またいちごに何か言うたね!!」と訊くと否定しつつも「ううん、なんにも・・ちょっとだけやで」(-_-;)言うたんやーん!!
「お父さんを置いていくんだね?寂しいよう〜〜」かなんか言ったらしい。(まったく・・・)
夫はこのようにわざと、いちごを泣かせることでいちごの自分に対する愛情を確認しては悦にいるというか、満足すると言うか。(アホか!)非情に悪いクセの持ち主。いちごもいい迷惑だ(笑)

でも、そんないちごもいとこ達の顔を見たらゴキゲン(笑)
この豹変ブリを夫に見せてやりたいものだ(笑)

りんごたちは大歓迎してくれたけど、ちぇりーちゃんはちょうど人見知りが本格的になってきたようで、私が抱いても、まずはまじまじと私の顔を見て、おもむろに、たどたどしい手つきで私の顔をぐいっと押しやり、(たどたどしい手つきだからこそ、いかに必死に拒否しているかが伝わる)母かふぇこに助けを求めるように「ちがう〜〜〜この人じゃない〜〜〜〜はやく〜〜救って〜〜」とでも言うように、泣いて手を差し出して逃れようとするのだ。

その様子を見たうちのいちごともんぶらん「おかあさん、また嫌われてるよね」と!!
また・・というのは、もう一人のいとこ・みかん(りんごと同じ年)が小さい時から私が怖くて怖くて(笑)
私の顔をまともに見るようになったのは最近なので(苦笑)

さてさて!!伊勢に行ったら楽しみなのはおかげ横丁!!
美味しいものだらけ!!雨に濡れながらも食べまくり、そして買い物三昧♪

★赤福もち(伊勢と言えば赤福)
★伊勢うどん
★コロッケ・串かつ(豚捨)
★チーズ棒・うずらボール(若松や)
  練り物の中にチーズが入っていたりうずらの卵が入っていたり♪
★地ビール(麦酒蔵・びやぐらと読みます)
★とちの実かりんとう(銭や)
★二軒茶屋餅(二軒茶屋)

うーーーん(*^_^*)食べた〜〜〜♪

あとは、紙風船を買ったり(金魚とかゾウとかの紙風船があって可愛い)
お土産用にストラップや耳掻きといった小物を買った。
お金を使うことってどうしてこんなに楽しいんだろう。ないくせに。
とは言え、全面的にスポンサー=母のおかげだ。
え?あんなに煙たがっていたくせに調子いいんじゃないかって?おっしゃるとおりです!!すんまそーん(笑)

で、かふぇこのうちに帰ったら私はお昼寝。
だーって、眠いまんま運転したら危ないじゃない?実は伊勢に来る時、すでに眠くて怖かった!!
母もちぇりーちゃんとお昼寝。ちぇりー、眠かったのか帰る間際は泣きまくっていたので、すやすや寝ていた。
子供たちは調子よく遊んでいた。

4時半。そろそろサヨナラの時間。
子供たちは名残惜しくて帰りたくない。
「帰るよ、そろそろ」「え〜〜〜いやだ〜〜〜」
忘れ物をして引き返したのは、ある意味、子供にとっては嬉しかったのでは?(と自分に都合のよいように言ってみる)

うちから伊勢まで1時間半。すぐに行けそうで、ちょっと遠い。
でも、また行くからね( ̄ー ̄)ニヤリッ
そうそう、帰りはしっかりと目を開けていたよ。帰りね(苦笑)
紙風船↓



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