デッド・ゾーン
キング原作のサイコホラーの映画化作品です。
原作は上下2巻ぐみ。
それを思うとあまりにもはしょっりすぎとは思うけど、私が見たところは、うまい具合に縮めてあると思う。
全体的によくまとまっているし、ツボを押さえた切れのよい作品だと思う。
なにより、突然5年間の昏睡に陥り、目覚めたらサイキックになっているという主人公を、若き日の(今では怪優?)クリストファー・ウォーケンが熱演、切ない演技に泣かされました。
ネタが分かっていて読むと、緊張感に欠けるけど、でも、主人公たちの心のひだがうまく描かれていて、キング作品の映画化としては成功では?
ちなみに、この監督クローネンバーグは「スキャナーズ」なども作っていて、こちらも面白いです。

オススメ度=★★★☆
ロード・オブ・ザ・リング
これだけ騒がれているにもかかわらず、興味なしだった。
が、「2」の劇場予告で見た「ヴィゴ・モーテンセン」がむちゃくちゃかっこよかったので、これは見なければ!と思ったのだが、期待破らず。
かっこよかった、ヴィゴ^^
映像もストーリーも壮大で、かっこよかったし、見応えあり。
「2」は是非とも劇場で見ようと思った次第。

いい男指数  ヴィゴ98% ボロミア90% 弓矢使い(山咲トオルに似ていた)88%
オススメ度=★★★★☆
呪怨
邦画ホラーの決定版!
ともかく気持ち悪い。
「女優霊」のほうがこわいかな?
オススメ度=★★★
スカートの翼ひろげて
戦時下のイギリス。男たちが戦場に行ってしまい、人手の足りなくなった農家に、働き手として派遣された「ランドガールズ」の3人。
ちょっと偏屈な農場主の元でのなれない農作業。
そんな中でも恋をして、おしゃべりして、ちゃんと青春している彼女たちがほほえましい。
ラストまで、「これが戦争映画?」と思うくらいのどかな映像が続くけど、最後はとても切ないです。
やはり、戦争映画であったか・・・。
切なさにやられました!

オススメ度=★★★☆
戦場のピアニスト
「1939年ドイツのポーランド侵攻に対して英・仏が宣戦布告、第二次世界大戦が始まる」・・・ちょうど、長女の今回のテスト範囲です。ただこれだけの文章の中に、どれほどの苦しみと悲しみと絶望があったのか、まざまざと見せつけられたような映画だった。
戦争を経験していない身としては、想像でしか言えないけど、こんな事が自分や家族の上に降りかかったらと思うと、それだけで身がすくむし、泣けてしまう。
迫力のある映像は、目を背けたくなるほどリアルだった。
実話だそうだけど、よくまぁこんなことができたもんだと、びっくりしたし、生きる事への執念に呆然とした。何が何でも生き抜くぞ!という、気迫というよりはしがみついているような。それも、戦争の一部分だろう。
上映中、一度もあくびをかみ殺さないで、身じろぎしないでずっと見つづけた。私としては珍しい。
それだけ、引き込まれた映画だった。
ユダヤ人と言えば「ハプスブルグの宝剣」でも描かれているんだけど、どうしていつもこれほど迫害されるのか。
オススメ度=★★★★★
ロード・オブ・ザ・リングU・二つの塔
うーん、むちゃくちゃかっこよかった〜♪
相変わらずトオルちゃんに見えたレゴラス(覚えたぞ)が、今回はすごく頼もしく、若さゆえの力強さを見せてくれた!
ヴィゴさまも、相変わらずかっこいいし、影のある男って言う雰囲気も遺憾なく発揮してよかったよ。
長い映画だけど、長いと思わなかったな〜。
それどころか、もっと見たかった。早く続きを見せてくれ〜〜!!
ひとつだけ、苦言を呈させていただきましょうか。
登場人物にタバコを呑ませることの是非と言うのが問われているようだけど、この映画でもヴィゴ様がパイプをくゆらすシーンがある。
これは、不必要じゃないかな。
どうしてわざわざ吸わせたのか、ちょっと疑問。
今回一番活躍して、貢献したのは→「木のお化けたち」だった! オススメ度=★★★★★
リロアンドスティッチ
子どもと一緒に吹き替え版で見てきました。
期待が大きすぎたのか、ちょっと物足りないかな?
「アラジン」「美女と野獣」以来、面白い!ッて思うのはたいていピクサーの製作だ。
それと、あのハワイの人たち、描き方がリアルなんだか知らないけど、可愛いのか?
宮崎さんの日本アニメーションで育ってきた私には、どうも、可愛く見えない。ごめんなさい。
今回は、絵もとってもきれいで、海の青さとか植物の生き生きした感じとか、すごく良かったけど。
あと、悪役たちが魅力的だった。面白かった。特に、スティッチを作り出した博士。ああいうキャラは大好きだ。
おねーさんも、リロのためにがんばってる姿は健気でよかった。
いちごは、家族はいつも一緒、というテーマに感動していたみたい。
予告編でまたまたピクサー作品で、海の中の映画作るらしいけど、楽しみだ。
オススメ度=★★★
ノーマンズランド
これ、恐ろしい話です。
ボスニアとセルビアの戦いの最中で、双方の戦士がある塹壕に取り残されます。
で、死体だと思って、兵士の下に地雷を仕掛けるんだけど、この地雷と言うのが、「踏んだだけでは爆発しない。足をどけた時、地雷は飛び上がり、40メートル四方に爆撃を加える」と言う物騒なもの。
ところが、この兵士、実は生きていた。
でも、地雷が爆発するから動けないのです。
その地雷兵士と、軍の仲間と、敵方(セルビア兵)の3人が、塹壕でにらみ合い。
身動きが取れないのだ。
物語は淡々と、なんの映像効果も音楽効果もなく、ただただひたすら同じアングルで同じ場所を移している。
それがリアルで恐ろしい。
国連は、物資支給などで援助はするが、どっちの味方もしないので、ちょっとした喧嘩も見て見ぬふりする。
そこにマスコミも来て。
戦争なんだけど、マスコミのレポーターがマイクを向けたり、視察におしゃれな女性の隊員がハイヒールはいてきたり、およそ戦争って感じではない。
そのちぐはぐさが、不気味で、バカらしい。
戦争反対。
今日もブッシュが宣戦布告?していたけど。
生物兵器にしてもそうだけど、地雷とかも、考え出すのは人間だ。そのことがむちゃくちゃ怖いのだ。 オススメ度=★★★☆
インソムニア
ロビンウィリアムズが悪役と聞いて楽しみにしていたが、パチーノ主演作品だった。
それはそれで、かっこよかったが。
最初からロビン=悪役 ときいていたので意外性がない。
この物語の、見所は、パチーノ演じる初老の刑事が、苦悩する所でしょうか。
それと、白夜に悩まされる所。
だんだんと、崩れていくって感じを熱演していた。
さすがアルパチーノ。健在。
景色もすごく綺麗で映像的にも白夜の白さが却って不気味さをかもし出していた。
でも、正直言えば、これ、ロビンでなくてもよかったのでは?
オススメ度=★★★
ニューヨークの恋人
メグ・ライアンって、どうですか?
私は好きな女優さんのひとりだな〜。
この映画では、特によかった。
むちゃくちゃ可愛い!
ほっそりしていて、すてきー
お尻もキュート〜!
パンツルックがとても似合っていて、かわいくもかっこよい。
うーん、年考えるとけっこうおばさんのはずなんだけど、どうしてこんなに可愛いのか・・・。
さて、ストーリー的にはちょっとラストが突っ込みたいけど(私だったらいまさら過去になんて行っても、暮らせないわ。いろいろ、今の生活から奪われたくない文明って言うものがあるので)おおむね、ラブコメとしては素敵な展開だと思う。
特にすきなのは、メグと、弟の関係。
姉思いの弟君の気持ち、じーんと来ました。
自分に弟がいないので、こんな風に思ってくれる弟がいたらいいなーって・・・(笑)
ヒュー・ジャックマンもよかったです。

ジェントル度=89%^^
オススメ度=★★★☆