MOON CHILD
え〜・・・・。
結構ツッコミどころ満載の映画だったような・・・。
私はもちろん吸血鬼好きだけど、この映画、あんまりおどろおどろしくない作りになってるのだ。
そこがまず、不満・・・。
ガンアクションやワイヤーアクションもあるにはあるんだけど、「ブレイド」などと比べると、お子ちゃまみたいなもんだ。
日本のアクションって、どうしてこんなにしょぼいの?と思ってしまう。
ストーリの展開もまったりとしていて、盛り上がるかなーと思ったら萎んで、また盛り上がりかけては萎み・・と、言った感じだった。
とっても、個人的な感想だけどね。

それと、言いたくないけど、Hydeって・・・もしかして・・・大根?
台詞回しももちろんの事、役柄作りという意味でも、一貫性がなかったような・・・。
好きな人の事を悪く言うのは辛いけど・・苦渋を舐めつつ・・。


がっくんの演技は、テレビで見ているあの、すろーーーーりーーなしゃべり方と違って、「ばっきゃろー!!」とか「んなことねーってんだろぉ!!」みたいな・・どっちかと言うと山本太郎(彼はあのまんま)と、じゃれあってるような役だったので、びっくりした。
だけど、白いロングコートを着てかっこつけてるのなんて、あれは、地でやっているね。
どう?ボクって、決まってるでしょ?って感じ。
こういうのを見て、かーっこいい〜♪と、心から喜べるほどはこっちは若くないので(苦笑)、映画の内容としては、ちょっと不満かな?

ただーーーーーーーし!!!

私が満足してこなかったと思ったら、大間違いですぞ!
最初に出てきたのは、Hyde!
あまり個人的に過ぎる、ミーハーな部分をここで書くのは差し控えるが、内心拍手喝采で迎えたのよ。
で、吸血鬼のHydeが育てた子供が、成長したのがガクトというわけ。
山本太郎氏などは、ガクトの兄弟(施設育ち)
このへんの人間模様に重きをおいてる内容なので、心情描写みたいなのがんばっていたよ。
山本太郎氏、よかったです。彼のシーンは泣けた〜!
なんと言ってもがっくんがHydeを求めたり、Hydeががっくんに「泣き虫だなぁ・・ショウ(←がっくん)は・・」なんて、抱擁するシーンは、それはそれは垂涎モノの眺めでした・・。(あほ)
女性との恋愛シーンも、あまり出てこず。
これはきっとファンの目を意識していたな。
女とのシーンより、ガクトHyde両ご仁で抱き合ってるシーンの方が、見たいもんねぇ。
もっと、濃厚でもよかったぐらいだ。

最後なんて、すごく切なくって、印象的な終わり方だったし。
映像の使い方なんかも、やはりどっちかっちゅうと、楽曲のプロモーションビデオみたいな感じで、凝っていて綺麗なの!
かっこいいすたいりっしゅな映像を作るんだ!って言う気持ちが見え見えだったような気もするが・・。

で、結局、よかったのか悪かったのかと言うと・・。
いっしょに見た友達は(好みはキムタク系)「まぁ、今日は1000円だったから、いいわ」と言っていた・・(汗)
私は・・・見ているだけで満足だから・・・(苦笑)

どこが、 「個人的に過ぎる、ミーハーな部分をここで書くのは差し控える」でしょ・・汗

オフィシャルサイト覗いてみて〜
写真など満載で、よだれ出ますぞ^^(好きな人)here

いい男指数
がっくん ハイド200%
太郎ちゃん 85%(笑)
オススメ度=★★★☆
OUT
なおぞうさんからのお勧めで見てみた。
うん、面白かった♪
ご存知桐野夏生さん原作の小説を、映画化したもの。
4人の主婦が、人を・・・・にすると言うもの。
原作ではシリアスで重いイメージだったのが、映画ではなんだかコメディタッチの作りになっていて、ところどころで「ぷぷぷ・・」と、笑いを噴出すシーンがいっぱい。
原作の4人のイメージで言うと、結構想像していたのと違ったけど、悪い意味じゃなくて納得できた。
なにせ、原作は面白かったけど、主人公のマサコを好きになれなかったので。
原田美枝子綺麗だし、(ぱっと見、浅田美代子かと)映画の彼女の方がよかった。
師匠がちょっと、役者さんはいいんだけど、もうちょっと・・なんつうか・・。
モンダイの・・・・にしているシーンなんかも、おもったほどグロテスクじゃなくて、(がっかり)でも、躊躇している様はリアリティがあった!
なによりも、後半のストーリー展開が原作とぜんぜん違う・・ような気がする。
が、原作の後半が嫌いだったので、こっちの方がよかった。
面白かったです♪
オススメ度=★★★★
王妃マルゴ
ラムちゃんはなちゃんに教えていただきました。
プロテスタントが台頭してきた頃、カトリックとの間で熾烈な勢力争いがあり、それを収めるためにもマルゴ(カトリック・フランス王家の娘)とアンリ(プロテスタント・ナバールの王)との結婚が、いわば政略結婚という形で行われた。
しかし、その夜歴史的に有名な「聖・バルテミーの大虐殺」が行われ 何千人もの人が殺される・・・。

この、大虐殺のシーンはなかなかすごかったのだけど、実際はもっともっとえぐい事が行われたそうだ。それはさすがに映像化できないわなー。
昔の人って、なんだか今よりも「野蛮」だったのか、拷問とか死刑にしてもすごく、残酷だもんね。
マルゴ=恋に生きた女 という感じだったが、映画の中の彼女は一人の人を思いつづけていて、けっこう純粋な感じもしました。
あの色っぽさは必見だね。
それにしても、あの、当時の女性の着るドレスって・・すっごく、胸を強調してるんだよ。
ドレスの上の露出した部分に、したからおっぱいが盛り上がってきてあふれてるって感じだ。
あの時代は胸の無い女性は肩身が狭かったろうと思うと、あの時代に生きなくてよかった〜などと、考えてしまうのでした・・・。
なんのこっちゃ・・・。
オススメ度=★★★☆
三銃士
透衣音さんから教えていただきました。
「スタンド・バイ・ミー」で、どチンピラを演じていたキーファー・サザーランドが出てると聞いて、借りてきたのだ。
人様の家の郵便受けを片っ端からぶっ壊すような、とんでもないどチンピラはきちんと更生して立派な剣士になっていました。違うか・・。
でも、ぜんぜん違う役柄で、よく似合っていたよ。
映画の内容も、「仮面の男」の若い頃・・見たいな話なんだけど、あちらがとってもシリアスなのに比べて、こちらはからりと明るく、血沸き肉踊る冒険譚、と言う作りになっていてディズニー製作と言う事もあり、子供の前でも安心してみていられるのが何よりである。
この時代の果し合いとか、一騎打ちとか、のーんびりしていてやっていることが殺し合いなのに、微笑ましくすら見えそう。
今の殺し合いと比べると・・と言う意味だけど。
オススメ度=★★★★
炎の少女チャーリー
なんと、長い映画だった。
これも、キング氏原作のものだけど、読んでない。
宮部みゆき氏の「ファイアスターター」は、これを土台にした小説だったと思う。
ファイアスターターというのは、超能力の一種で、念力で火をつけて目標物を破壊できると言うもの。
それが、人工的になにがしかの実験の結果、生まれたチャーリーに能力が備わっていたものだから、探し出して悪意に利用しようと言う輩との戦い、と言う事である。
なんせ、かっこいい。
圧倒的な強さを持つ人は、ついかっこいいと思ってしまうが、その「強さ」っていうのは実は「破壊力」のことかもしれなかったりして。
自分でちゃんと制御する理性も持ち合わせていないと、ただの殺人鬼だったりするわけだから、その「理性」も含めて、「強さ」なのかもしれない。
チャーリーは「強く」とっても、かっこよかった。
特殊な能力があるって、決して幸せじゃないんだ・・と思うけど、やはり憧れる〜<超能力!
オススメ度=★★★☆
チェンジング・レーン
トラキチさんにお勧めいただきました。
すごく面白かった!!
ベン・アフレック演じる弁護士と、サミュエル・L・ジャクソン演じるアル中克服中の父親が、朝の道路で接触事故を起こしたために、どちらの人生も狂ってしまったという内容だ。
どんどんと、坂を転げるように、不運続きの父親を見ていて、奥田英朗氏の「最悪」を彷彿とさせられた。
とってもかわいそうだったよ、この父親。
自分ではがんばっているつもりなんだけど・・・
あんまり書くとネタばれになる。
これは何にも知らないで見たほうが面白い。
え?感想を書くのが面倒なのでは・・?と?
いやいやいや・・・(フェードアウト)

いい男指数 ベン・アフレック75%
オススメ度=★★★☆
アバウト・ア・ボーイ
な〜んにも、仕事もせずに自分に誇れるものもない独身男が、ある家族と知り合って変わって行く話。
結構面白かったです。
ヒュー・グラントはこういういいかげんな役が似合う気がする。ブリジッドジョーンズのせい?
基本的にコメディなので気楽に見られる。
「チェンジング・レーン」にも出てる女優さんがいて、女は化粧で変わるわねーと思った。

いい男指数 ヒュー・グラント 70%
オススメ度=★★★★
トータル・フィアーズ
こりゃ面白いよ!
ドキドキハラハラで最初から最後まで息が抜けない。
戦争って、こんな風にはじまるのね・・という怖さがとってもよく描けていた。
ジャックライアンといえばハリソン・フォードのあたり役で、まさか、代替わりするなんて思わなかったけど、これは確かにハリソン・フォードには無理でしょう。
若いベン・アフレックが見事に演じています。
戦争を回避するために、その身や恋人を犠牲にしても(というと、ちょっと違うかな?)真実を伝えようとする若い真摯な情熱に、胸打たれた。
これは、ベテラン俳優がやったらダメだよね。
ともかく、こういう映画大好き!!

いい男指数 ベン・アフレック 89%
オススメ度=★★★★
マーサの幸せレシピ
最初からなんだか、おいしそうなお料理が綺麗な色彩で映像化されててお腹がぐー。
でも、それを作っている一流シェフのマーサは、なぜかあんまり食べない人だ。
カウンセリングなども受けていて、どこか、ちょっと危なさを感じさせる。
言いたい事を我慢せずに言っちゃうし。いや、本当は我慢してるんだろうけど、プロ意識が強すぎるのね、きっと。
その彼女が、一緒に暮らすようになった姪と、厨房に突然入ってきたもう一人のシェフのマリオのおかげでだんだんと、変わって行く様を描いてある。
特に姪のリナはうちの末娘と同じ年齢なので、人ごとと思えずに泣いてしまう事たびたび。
リナとマーサの不器用な愛情が、切なくて。
マリオ、最初は顔もくどいし変なやつ〜って思ったけど、マーサみたいな固い女にはああいう人がバランスを取る役目として必要なのかもしれない。
ドイツの固さとイタリアの軽さ(イメージね)中和するの。
マーサの、どこか危なげな脆さを抱えつつも、凛とした美しさを良くぞ見事に演じてました。マーサ役の女優さん。かっこよかったです^^
お勧め♪

ドイツ映画というと、最近では「アナトミー」「Uボート」「ラン・ローラ・ラン」「ノキンオン・ヘブンズ・ドア」など見たけど、どれもお勧め。
ハリウッドよりも良いのでは?ある意味。

いい男指数 マリオ 79%
オススメ度=★★★★☆