ボウリング・フォー・コロンバイン
監督のマイケル・ムーア氏が「何故アメリカだけにこんなにも銃犯罪が多いのか」ということを突き詰めようとしたドキュメンタリー。
アメリカで暮らした事もなければ行った事もないので、とっても衝撃的だった。
というのは、銀行で口座を作ると銃がプレゼントしてもらえたり、その辺のスーパーでも銃弾が無防備に売られてたり・・・。
銃が国民生活に日用品のように浸透してるのだ。
ともかく、一見の価値あり。
見てない人は見てください。
日本はこのフィルムの中では、銃による死者の一番少ない国として登場するが、いつなんどきアメリカのようになるかわからない。
恐怖と、それをあおるメディアと、企業の巧妙な??トリック。
世の中の仕組みを突き詰めたら、やっぱり「儲け/利益」最優先なんだろうな。
いくら企業が「環境なんたら・・」とか言って「わが企業は環境に優しい・・」うんぬんをアピールした所で儲けを度外視したりはしないだろう。
そういう問題提起もどーんと突き刺さる。
一見「イカレタ」?風体のマリリン・マンソンのほうが物事の真実を見極めてるじゃん!!
そしてあんなにかっこよかったチャールトン・ヘストンが、とてもこっけいでかっこ悪く見えた。
この映画を見た夜、偶然「悪の惑星」テレビ放映したんだよね。
今までと同じ気持ちでは見られないと思ったよ。

オススメ度=★★★★☆
パイレーツ・オブ・カリビアン
楽しい映画だった。
ジョニデ最高でした♪
でも、正統派の二枚目はオーランド君。
映画を見るまではまさかここまでかっこよい役だと思っていなかったから、見惚れてしまったわ。
「ロード・・」のレゴラスももちろんかっこ良いけど、こっちのオーランドもまた別のかっこよさがありすばらすい〜♪
悪役のジェフェリー・ラッシュも堂に入っていた。
ラストなども、ハラハラさせつつの期待通り!みたいなところが、好みだわ。
単純明快の爽快感ってとこかな。
あと、CGすごい。
骸骨のシーンなど面白い〜。
ちょっとネタばれ↓
なぜ骸骨になるのか?このネタばれ読んでくださってる人にはわかってるんだろうけど、最後で、呪いが解けた時が死ぬ時さ・・みたいな。。あの海賊の船長がすごくかわいそうだった。
いい男指数  ジョニデ=95%
       オーランド=95%

オススメ度=★★★★☆
スパイ・キッズ
テレビ放映したのを子供が録画して、延々と何度も何度も見ている。
たしかに面白いね。
そしてワクワクする。
自分が子供だったらこういうスパイになりたい!とか思うと思う。
バンデラスがお父さんの役だ。
全身フェロモン!!みたいなバンデラスなのに、この映画ではあんまり活躍しないし子供にいいとこ取られてる。
でも、この映画ではそれでいいと思う。
縁の下の力持ち的な役をきっちりこなしたバンデラスに拍手!
私は一度見たら十分と思うけど、子供は・・・(苦笑)
今日も明日もあさっても・・って感じです(笑)

オススメ度=★★★☆
スパイ・キッズ2
↑の続編。
今度はちょっぴりオトナっぽくなった兄弟に強力なライバル登場。
すっごい「ツール」を駆使して行く手を阻もうとしてくる。
競争しつつ、ロマンスの芽生えも見せつつ・・・
そして相変わらずすごい!
冒頭からこれでもか!!ってほど、面白い「道具」乗り物、CG・・。
007にドラえもんの道具をミックスしたようなすごさ。
これが子供向けの娯楽映画?
贅沢で手抜きしてなくて、こういうとこ、さすがハリウッド!と思う。
ライバル君、大人になったらいい男になりそうな?
なので、いい男指数86%

オススメ度=★★★☆
グース
わたし好きですわ、こういう映画。
ストーリー
母親を亡くしたエイミーは離婚して分かれて住んでいた父と、カナダで暮らす事になった。
なかなか父親に心を開こうとしないエイミーである。
そんな時、家の近くの湖が開発のために、木々を切り倒されたり整地されたり・・。
そこで、エイミーは親を失った雁の卵を見つけて孵化させることに成功。
ヒナたちはすっかりエイミーを母親と思い込み、かわゆいお尻を振りつつ、ずっと後を追いかけたりする。
冬が来る前になんとか、雁たちに飛ぶ事を教えたい、そして、越冬するための「渡り」を教えたい・・。
そこで、エイミーと父親と父の恋人、弟、友達・・みんなで協力して、雁たちに「飛行」を教える。もはや親子の心は雁を通じてすっかり通い合っていた。
雁たちは無事に目的地に着くのだろうか??

ふぁんたじーやねぇ。
これは実話を元に作られた映画で、事実では、雁たちを誘導して飛行したのはおじさんらしい。
でも、本当にこんな女の子が雁たちのために頑張った!ってことで見た方が夢があるわね・・。
綺麗に収まりすぎて、ちょっとひねくれた目で見たら「撮影に使われた雁たちはその後どうなったのか」と思ったり・・。
でも、ともかく、この映画は映像が綺麗!!!
雁たちが、映画の中では本当にエイミーにくっついて飛ぶようになるんだけど、まったく感動的だ。
エイミーに付いて、美しい編隊を組んで飛ぶシーンは、それだけで感動的なのだ。
涙出ちゃったよ。
しかも、初めて!アメリカ空軍に対して好感を持ってしまった。
「実話を元にした作り事」と言うより、この映画自体がまったくすべて「実話」みたいに思えるぐらいだ。
これ、お子さんがいらっしゃるご家庭なら、お子さんと是非。
子供のように、単純な気持ちで見ましょう!難しいことごちゃごちゃ言わずに!!(笑)

ちなみに借りた理由は、娘の中学3年生の英語の教科書に載っていたから。
前に一度見ていたけど、2度目の今回のほうがずっと感動したよ。

オススメ度=★★★★
アンタッチャブル
日曜日のお昼間にテレビでやっていたので久しぶりに見た。
はじめて見てからもう、15年になるかな
私はまだ小学生だったろうか?・・嘘です

それにしても、この映画のケビン・コスナー・・叫びたくなるぐらいかっこ良い〜!!!
なんちゅう美しさなんだ〜〜!!
このころのコス様、最高です!!
ちなみに、これよりも若いころ?と思うけど、西部劇に出てるんだよね、確か。
内容もタイトルも良く覚えてないが、コスさまのかっきょいいことといったら、全編あんぐり口をあけてヨダレたらしながら見た記憶が・・・
それぐらい、若い時の彼はかっこ良い。いや、今もかっこ良いけどさ!誰がなんと言おうとワタシャ好き!!正統派ハンサムじゃん!
ショーンコネリーも、渋加減がちょうど良くて、これまでの油ギッシュなイメージが一掃されてこの映画から好きになったんだよね〜
ハゲたおやじがかっこいいなんて、初めて思ったもん!!!

今見ても、映画もとっても面白いね!
一番良かったのは、仲間が次々と死んでいくことへのネスの苦悩と哀しみが切ないぐらい現れてるところでしょうか。
とくに、マローン(コネリー)が死んじゃう所は今回も泣いてしまった。
ううう・・・
それから、アンディ・ガルシア。
このひと、妹が好きなんです〜
ちょっと濃いけどね(笑)
でも、駅のシーンは何度見てもゾクゾクするほどかっこよいわよね!!
それにしても、あの乳母車のおっかさん、何てタラタラしてるんだ!と、いらいらしません?(笑)
駅員にでも頼むとか、だんなさんに迎えに来てもらうとか何とか考えればよいのに。一人じゃとっても無理なのに何を考えてるんだか・・え?余計なお世話?(笑)

そして、最後
アンディ・ガルシアと分かれる場面だけど、これがまた泣かせる〜
ネスの部屋に入ったアンディは、なんて言っていいか、わからなくてモジモジ・・。
帽子のつばを持ってクルクル回したりして。
そのしぐさがまた可愛くていじらしくて泣かせるのよ。
仲間が死んで分かれて、生きてても分かれて・・
よいオトコは、試練がいっぱいだけども、かっこよく乗り越えていくのだ!
日曜の昼間から泣いた泣いた私でしたぞ!

いい男指数
ケビン・コスナー・・99%
ショーン・コネリー・・93%
アンディ・ガルシア・・89%
ってところでいかが?
あ、無視してごめんね、デ・ニーロのだんな。今回はね〜・・(笑)

それと、吹き替えで見たんだけど(テレビなので)言葉遣いが悪いのがちょっといや・・。
このときのコス様には「俺」よりも「僕」「私」で、もっとインテリジェンスな感じを前面に出して欲しかったわ・・・

オススメ度=★★★★★
英雄HERO
実は、ワイヤーアクション嫌いなんだ。
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」みたいに、ユーレイが空を飛ぶのはまぁ良しとする。
でも、闘う人が飛んじゃったらまるで「ドラゴンボールZ」だし。
なので、「グリーンディスティニー」は、途中で挫折。

この「HERO」は、別!!
すっごく面白かった!!
と言ってもやはり、空飛ぶのはあんまり好きでない。
ジェット・リーのアクションはワイヤーなしで見たいもん。「リーサル・ウェポン4」みたいに。
何がよかったと言って、この桁の違うスケールの大きさ!
ハリウッドにもこれは真似できないでは?
日本も敵うはずもないよね。
秦の「弓矢」これは圧巻!!
すごい!!
もう、壮絶!!(単語表現でご免)
そして、映像の美しさね。
見てよかった〜。

いい男指数
残剣!!かっっっこいい!!
トニーレオンだって??
恋する惑星の時よりもずっとずっとオトコとして渋さがましてよくなったじゃーん!!
ラストの微笑みはどうよ、忘れられないよ〜!!
ということで、95%

オススメ度=★★★★☆
シービスケット
館内最初の方からすでにたくさんの、すすり泣きが聞こえてきて・・・(苦笑)
そういう私も泣いてしまっていたんだけど。

トビーの乗馬シーンはすごく様になっていた。
でも、後ろから見たときどうしてもなんか笑えちゃうのは私だけ?
不徳ですんまそん(苦笑)

一番印象に残ってるのは、ジェフ・ブリッジズの哀しみかなぁ。
彼がそれを乗り越えていく所が好き。
レッドや調教師をちゃんと、大事にしたり、そういうところ人間的にフトコロの大きさを感じてこの人が一番よかった。
あと、競馬の実況中継のアナウンサー・・他の映画でも良く見る脇役専門の俳優さんだけど、この実況がとってもうまーーい!!
ただものじゃない!って感じ。
私の好きな「意外な一面」見せていただきました〜。

それにしても、馬!可愛かった!!
トビー(レッド)のことが、好きで好きでっていうところなんか泣かせるよね!
シーンの一つ一つも綺麗だったし、これはぜひとも大画面で!お勧めします。

あ、こんなに誉めてるのになんで星が4つなの?と言う突っ込みは・・やめといてね(笑)

オススメ度=★★★☆
ハリウッド的殺人事件
うっふっふ〜
「シービスケット」とはしごした。
なので、ダメ!と思っても・・
寝てしまった・・
なので、一部見てないんだけど・・(苦笑)
でも、面白かったよ!
相変わらず、ジョシュ君かワインだもん!!
ストーリーは、刑事が不動産屋さんやっていたり、ヨガの講師だったり、そんな事ってあるのか?
でも、アメリカではありなのかなぁ。
日本だと、公務員の副業なんて考えられないと思うんだけど。
事情聴取とか、事件現場とか緊迫した場面でも、ビジネスのケータイがひっきりなしにかかってきたりして、その着メロが「(チョいネタばれ⇒)マイガール」だったりして、おかしかった。
最後の方になってきて、シッチャカメッチャカになったとき「ここまで来たらもう笑うしかない!」って、もう、笑った笑った!!
あの、ハリソン・フォードが (チョいネタばれ⇒)少女用の自転車でパフパフと、警報を?鳴らしながら市街地を疾走する所なんか・・・もう、目に焼き付いてるよ〜!!
インディ・ジョーンズの印象が強いと、「年取ったな」って思ってしまうけど・・
年取ってもこうして、アクションで走りまくって私たちにサービスしてくれてるのね
いつまでも元気でいてください(笑)
ともかく!!ジョシュ君が出てるだけでもほくほく♪
映画は良い男が出ていたらそれでオッケーなのだ。
ちゃーんと、あの母性本能くすぐりの切ない表情も見せてくれたし。言う事なし!
ジョシュ君に、いい男指数95%
ハリソンに90%

オススメ度=★★★☆
ゾンゲリア
うーん!!
結構掘り出し物かも!
だって、作られたのは1981年だよ?
「あの映画」の「あのオチ」はすでに、もうあったんじゃないの!!
って感じでビックリしちゃったよ。

「ゾンゲリア」と言うタイトルなので「ゾンビ」とか「サンゲリア」みたいに、死者が蘇ってうろうろと歩き倒す!!!見たいなのを想像していたんだけど(サンゲリアは見てないけど)どうしてなかなかシリアスな展開ではないか!!
以下気の弱い人は読んじゃダメ
最初に写真家が殺されるんだけど、壮絶にもガソリンを頭から掛けられて焼き殺し。
しかし、結果的には助かっちゃうので、病院では包帯グルグル巻きだけど、片目だけは開いてるの。
保安官が事情聴取しようにも、医者が言うには
「喋れるかな・・・唇がないんだ・・」だって!!きょえ〜〜!!
そして、たった一つ残った大切な片目になんと、殺人集団の魔の手がぁぁぁ!!
注射針をブスっと!!!!
ぎょぇ〜〜〜!!
他にも、惨殺シーンは恐ろしいし特殊メイクもなかなか20年以上前にしては検討している。
鼻の穴から塩酸を注入して、(あんな風に本当になるんだろうか?)顔の表面がぶつぶつっと薬品が浮き出てきて溶け出したり・・ひゃぁぁぁぁ〜〜・・・
死体に整形を施すシーンも、顔にメスをがばぁっと入れたり・・ぞががが・・
そして、なんと言ってもあのラストね!!
ちょっとビックリしました!!
なんとなんと、そう来るのか!!

恐るべし、ああ、恐るべしゾンゲリア!!
見てよかった〜〜!!!くぅ〜〜!!

オススメ度=★★★☆
ダンサー
黒人の人ってどうしてあんなにリズム感が良いの?
この映画でも、チンピラみたいな何のとりえもなさそうなにーちゃんが、ドラム缶をトトトン・・と、打つだけでもうすっごく「音楽」になってる。
かっこいいなー・・・

さて、ストーリーは
音は聞こえるが声の出せない妹インディアは天才的なダンサー。
兄は妹と暮らしながらマネージャー気取り。
とは言うものの、場末でダンスを披露してその場だけ盛り上がるだけ。

ある日ブロードウェイのオーディションに出場する事に。
プロデューサーの目にとまるインディアだが・・だが・・!
そして、片や謎の科学者がインディアを見初め、研究の対象に?
研究はインディアに何をもたらすのか?
インディたち兄妹の未来は?

なんとなく「8マイル」を連想してしまった。
シチュエーションがとってもよく似ていたので。
いわゆるダンスでサクセス!な、ストーリーですが、そこにお互い依存している兄妹が自立していく成長物語もうまく加味されてて、「8マイル」よりも数段感動できる作品になってる。

妹を想う兄・・というのは、どうしてこうも切なく胸打つのであろうか。
「妹の恋人」もそうだし「たそがれ清兵衛」のともえ兄もそうだった。
まぁこういうの、私の大好きなストーリーです。

「8マイル」でも、エミネムの友達がかっこよかったが、この映画も兄の友達のブルーノっていうオトコがむっちゃ男前だった。
「妹が欲している事を与えてやれ
 お前がしてやりたい事ではない」
なんてね。
かっこよかった〜〜〜!!
このブルーノにいいオトコ指数85%です

ともかくね
主人公のダンスと、肉体と、メドゥーサのようなヘアスタイル見てるだけでも損じゃないよ。
最後があっけなかったのがちょっと・・だけど、なかなか秀作です。
リュックベッソンの原案脚本だそうだけど、ニキータ、レオンについで良かったです!

オススメ度=★★★★
スコルピオンの恋まじない
ウディ・アレン監督脚本主演
競演は ヘレン・ハント シャーリーズ・セロン ダン・エイクロイド という、豪華なメンバー。

実はウッディ作品、苦手なのでした。
と言ってもたくさん見てるわけじゃないけど、なんとなく苦手・・。みたいな。
ところがどっこい!
なんと面白い映画じゃないの〜〜♪これ!
1940年、ニューヨーク。C.W.ブリッグスは一流保険会社に勤務する腕利き保険調査員。そんな彼を最近悩ませていることがある。それはリストラ担当重役として新たにやってきたベティ=アン・フィッツジェラルドの存在。2人は互いの顔を見るたびに皮肉を言い合うほど仲が悪い。そんなある日、同僚の誕生パーティに出席した2人は、インチキ魔術師の催眠術ショーの実験台にされ・・?
(ニフのレンタルページより)

ともかく、主演の二人のウッディ・アレンとヘレン・ハントの掛け合いが面白い〜!
お互いを面罵するのも、芸術だなぁ・・と思ってしまった。
ストーリーも、上のあらすじ以降がまた奇想天外な・・こんなことが実際あったら困るでしょう!(爆)
でも、全編飽きさせずにとっても面白かった!
どうなるの?と、先を急がせるところもグッド
オフィスの感じも、60年前のレトロなドアや床、今見るととってもぬくもりがあってそれでいてオシャレーな感じ♪
ちょっと「フロントページ」みたいなの、思い出したりして。
お勧めできますよ〜!良かったら見てください♪

いい男は・・なっしんぐで・・

オススメ度=★★★★
トーク・トゥ・ハー
マルコは新聞記者・・かなんか。
で、女闘牛士を取材するうちに二人は恋人に。
ところが、女闘牛士は試合中の不慮の事故で植物状態に。
かたや、ペニグノは若くて綺麗な「元バレリーナ」「現・植物状態」のアリシアの介護司をしている。
二人は同じ病院で友達になる。
そして事件が。

やりきれないちょっと暗い目のストーリー・・。
音楽も綺麗だったし、映像も色彩も綺麗だった。
ペニグノはアリシアが昏睡状態なのに愛してて、好きで好きで溜まらず、その介護も徹底していて、見ていて「もしも、自分が植物状態になったらこんなふうに介護されたい」と思う。
逆に、誰かがこういう状態になっても、私にはここまで出来ないわ・・(おいおい・・)
マルコの涙と友情も心にぐっと来ました!
↓ネタばれ
実は、ペニグノは「犯人」じゃなくて、たとえば真犯人は別にいて、彼は無実のまま死んでいく・・のかなぁ・・とか、深読みしすぎた部分もあり。
それにしても、アリシアが昏睡から目覚めて、あんなに健康そうに暮らせるのは、昏睡中にペニグノの至れり尽せりのケアがあったからだよね。
ペニグノが、ちょっとかわいそう過ぎてやりきれなかった・・が・・実は、ちょっと気持ち悪かったの。すんまそん。
いい男指数=泣き虫マルコ80% (渋い・・)

オススメ度=★★★
トゥー・ウィークス・ノーティス
切れ者のルーシー(サンドラブロック)は、環境保護団体でバリバリと社会運動している女性闘士!
公民館を守るために、大手不動産会社の社長ジョージ(ヒューグラント)の元で顧問弁護士をする事に・・。
ところが、ジョージに公私の別なくこき使われて、耐えられず辞表を出すが・・。

ラブコメだから、分かるでしょ?この先は・・みたいな。
何のひねりもない展開だった。
本とは好きなのに自分の気持ちに気が付かないで意地を張り合う二人・・
そのまんまやんけー!!
いつもなら、そのマンまでも、予想通りの結末でも、好きなんだけどね。ラブコメは。
でも、 途中でだれちゃったかも!
で、ヒュー言い過ぎ!ってとこもあって、自分が罵倒されてるようで悲しくなるんだよね。
このサンドラの役「威圧的」だし(爆)
でも映画の中では、威圧的でも主人公には「良い事」が起きるのねぇ・・・ふぅ・・(苦笑)
それに、このあとは??みたいな・・気になったりしてね

ヒューの今回のいい男度は75%かな

オススメ度=★★★
キス☆キス☆バン☆バン
じゅるる〜〜〜・・・
 ↑ヨダレの音
どびゅ〜〜〜ぃぃ・・
 ↑鼻血の音
ぶるるん、がるるぅぅ・・ぐぅぅ・・
 ↑もはや、言葉にならない・・

それぐらい、かっこよかった〜!!
ポール・ベタニー様!!
なんで、この人が主役じゃないのでしょうか!!
私の中では、ジョシュ・ジョニデを抜き去りました!!
これからは、1番スレちゃま
2番ベタニー様
3番ジョシュ君 4番ジョニデ 5番コスナー様
ということで、皆さん御了承ください(え?知ったこっちゃない?)

↑ネタばれではありません。お見苦しいけど良かったら見てください。

さて、ストーリーは
主人公のフィリックスは往年の殺し屋だが、腕に衰えを感じ殺し屋の組織を引退する事に。
次に見つけた仕事はなんと、子供のお守り。
ところが、この子供というのは33歳にして、外に出たことが一度もない「千と千尋」の「坊」状態の「大人」だったのだ。
かたや、組織のほうは黙って引退なんかさせてくれない。
そこで、放たれた刺客たち・・・。
この刺客の中にはフィリックスが手塩にかけて殺し屋に育て上げたジミー(これ!!この人こそがベタニー様!!)もいたが・・・。

一見ドタバタの喜劇のようで、内包する問題はフィリックスの対人関係を含め、結構重いテーマだ。
それを33歳にして初めて外の世界を見る「坊・ババ(←名前なのだ)」のおかげで、すっごく柔らかな雰囲気になっていると思う。
そして、殺伐とした殺し屋のフィリックスの心にもババのおかげで暖かい物が・・・
愛情は自分本意ではいけないということが、ババへの父親の愛情、恋人に対するフィリックスの気持ちから考えさせられる。

しかーし!
七面倒な事はいいたくない。
ともかく私には、ベタニー様がひたすらかっこよかった・・・・。
なので(ここから本当にネタばれ)
ジミーは一生懸命、フィリックスを守っているのにフィリックスにそれが伝わらずじれったい!
しかも、ババのことまでジミーのせいにされちゃって・・。
誤解が解けたと思ったらあれでしょ!!
哀しすぎ!!切なすぎです!!
でも、フィリックスだけでも幸せそうなラストでホッとした。
ちょっと、「トゥルー・ロマンス」みたいだけど・・
ババが・・かわいそう・・・(号泣)

オススメ度=★★★★

 いい男指数=200%付けたいぐらい・・
ベタニlink
Gangster N° 1
マスター・アンド・コマンダー
RECKONING
死霊のはらわた
往年のホラーです。
山の中の一軒家で、若者たちが何物かに襲われるという定番。
ですが、かなり、面白いです。今見ても!
割りと最初の方で「怖い物」が出てくるのでテンポがいい。
なかには「一体いつになったら怖いのが出てくるの?」というものもあるから。
今見ると「ちょっと笑える。ちょっと突っ込みたい」と言う部分もあるんだけど、やっぱ製作側としては決して笑いをとろうと思って作ったんじゃない。
この映画は時代的にも(1983年製作)古いので、特殊撮影もなかなか大変だったろうなぁと思われる。
ラストなどはまるでクレイアニメ・・
クレイアニメの好きな人は必見かもしれないよ。
なんせ、この監督、「スパイダーマン」の、サム・ライミ監督。
当時から「魅せる!!」監督だったのね!
邦画タイトルもなかなかイケてると思う。

でも、私が好きなのは「憑依系」よりもゾンビ系。
次はゾンビのこわーいのが見たいな!!



オススメ度=★★★☆
ビューティフル・マインド
のっけから、ラッセル苦労、髪形が変だ・・とか
気持ち悪い・・とか
ベタニー様おでこが広すぎ・・・とか
おいおい、エド・ハリス、いかにも私、シークレットのお仕事してます!って感じのいでたちは無いでしょう・・
などなど、突っ込みながら見ていたんだけど
途中からはもう、のめりこんでしまった。
何がほんとで何がほんとじゃないのか、こっちまで混乱してくる。
それはまるで、サスペンスのような仕立てになっててドキドキした。
そして、最後は泣いた泣いた。
チョいネタばれ→ 大学に戻った時、ハンセンが教授になってて、温かく迎えてくれたのには感動の涙。
それから後はもうずっと、泣きながら見ました。
奥さん、えらいです。
実話なのね?これ。
今の今までまったく、何にも知らずに見たので、感動ひとしお。
アカデミー文句ないわよ(今ごろ・・)
見たこと無い人、他にいるかしら?
ぜひともお勧めするよ!


オススメ度=★★★★★
マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
人種問題を語るのはちょっと怖いけど
ギリシャ人って、だれでもこんな感じなのかな?
それを、コメディにしてると言うところが、いいの?って思ったけど。
たしかに、ここに描かれてるギリシャ一家(一族か)は、パワフルでハートウォーミングで面白い。
でも素直に笑ってもいいのかな?
ラブストーリーとしても
なんか、思ったよりもひねりがなくて、そのまんま幸せになってしまって拍子抜け。
それはそれで、面白かったけど・・。
ひたすら、オトコが忍耐強くて「ご苦労様」って感じだ。
オトコだけじゃなくて、その両親も良く耐えました。
どうして、彼女の親の方は「一歩も譲らず」なんだ?
あの彼となら誰だって幸せになれるよ・・と思う、主人公の恋人に
いいオトコ指数80%!

オススメ度=★★★