炎のメモリアル★★★★
B000A1ONNY炎のメモリアル プレミアム・エディション
ホアキン・フェニックス ジェイ・ラッセル ジョン・トラボルタ
ジェネオン エンタテインメント 2005-09-22

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消防士関係の映画というと、「バック・ドラフト」を思い浮かべると思うのだけど、あちらがサスペンス仕立てなのに対して、これはヒューマン系の作品。 ただ「消防士」を描いているのだ。 モチロンそこにはさまざまな感動もあり、火災現場なんかのハラハラもあるのだけど、ミステリーサスペンス大好きの私は、どっちかと言うと「バック・ドラフト」のほうが面白かったな。 どうも主人公のホアキン・フェニックスのよさが私にはぴんと来ないんだよね。 しかし!!この映画では断然、ジョン・トラボルタが良かった!! この映画は彼で持ってると私は感じた。 思えば30年近くも前?「サタデー・ナイト・フィーバー」で一世を風靡したとき、誰がこんなにも息の長い役者になると思ったのだろうか?(みんな思ってたかも) 今回の映画の中でも「うちの主人にダンスも教えてあげて」というセリフがありちょっと微笑ましかったわ。 「プラスティックの中の青春」というTVMがね、昔放映されてテレビで見たんだけど、結構面白かった。無菌室から出られない少年の話。テレビでは相手役の女の子の声を林寛子がやってたと思う。 キング御大の「キャリー」にもチョイ役で出てたね!! いいトシの取り方してるんではないでしょうか。 オヤジ萌えのひとはぜひともチェックを♪
バタフライ・エフェクト★★★★☆
B000AM6R00バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション
アシュトン・カッチャー エリック・ブレス J・マッキー・グラバー
ジェネオン エンタテインメント 2005-10-21

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またまたイイ男発見♪ この映画の主人公、アシュトン・カッチャーです!
イイ男指数90%

彼はデミ・ムーアと結婚したばかりなのね。(関連) さて、それはともかく、映画だけど内容も面白かった。 なんにも前知識なしで見たので面白かったのかもしれないので、ここではあまり内容については触れないで置こうと思う。 ただ、冒頭がなにやらミステリかサスペンスか?と言う始まりだったのに、ただのミステリなどではなく、主人公の恋人を思う気持ちが軸となったもっと複雑なストーリーだと申し上げましょう。 好き嫌いは分かれるかもしれないけど、私は大いに楽しめました。 で、このアシュトン、最初はヘアスタイルとひげが嫌だなぁ…なんて思っていたら、まさにビンゴのヘアスタイルとひげに改良されて出てきた。 ラストも髪型など全然変わってるんだけど、私は中盤の「改良版」が一番良かったなぁ〜。
で、ネタばれ含み感想↓(反転してください)
自分の過去を取り返したい、もしもあの時何かが違っていたら今の人生は違うものになっていたはず… 誰しもそういう事を考えるのではないでしょうか。 この映画はまさにそれ! その方法が、過去の自分の抜け落ちた記憶にはまり込む、というのはちょっと想像もつかなくて私としては新鮮だったな。 そのうえ、過去をどう変えても悪い方向にしか行かないって言うのも、皮肉な感じで面白かった。 エヴァンも過去が変わることで、「今」の姿も多少変わってくるんだけど、恋人のケイリーの変貌振りがすごかった。化けますね、女の人は。 ラストは落ち着くところに落ち着いた感じで、ご都合主義とも言えそうだけどやっぱ、ほっとした。 特典映像に2つの別のエンディングがあったのだけど、3つのラストそれぞれがそれなりに良かった。 わたしは本編のラストも結構好きだけど、やはりハッピーエンドがいいかな〜。
恋のドッグファイト★★★☆
1991年 アメリカ映画 監督:ナンシー・ザヴォカ
出演:リバー・フェニックス
    リリ・テイラー
    リチャード・パネビアンコ
    アンソニー・クラーク
   ミッチェル・ホイットフィールド
   ホリー・ニア
         他
亡きリバー・フェニックスの青春映画です。 時は60年代初頭、アメリカはベトナム戦争に突入。 リバー演じるバードレースは沖縄への出兵の直前夜、あるパーティーに出席する。そのパーティーとは、連れてきた女の子の「不細工度」が高いほど優秀で賞金をもらえるという「ドッグファイト」だったのだ。 このドッグファイトというゲーム、女の子にしたらメチャクチャ失礼で頭にくるよね。最初からそうと知ってて参加するのならまだしも(そう言う人はまずいないだろうけど)ここに連れられてくる女の子たちのほとんどが、知らされずに連れてこられるんだもん。 で、このローズも、バードレースに声をかけられて(またこれが、うまいことナンパするのよ)声をかけられた時点でそれはもう、あんまり可愛くないんだけど、本人もわかってるんだよね。男の子に声をかけられるような女じゃないということが…。だからこそ、ほんとに嬉しそうについて行くの…。ところがいざ行って見れば…。それを知ったときのローズの怒り!私にだって想像できるわいね。私も怒れた。 だけど、この物語は主人公がリバーだからか、憎めないのだよね。 以下はネタばれ含みます。↓最初はブスなローズが、バードレースに声をかけられその嬉しさだけで、綺麗に、チャーミングになっていく、その女心が泣かせるし、また、ちょっとやけになってしまってる、出征前夜のバードレースの切ない心境がコチラにもひしひしと伝わり、二人の関係が段々と親密になっていく過程がじわじわと温かい。ちょっと「アメリカン・グラフィティ」みたいな感じがした。でも、男としては「アメ・グラ」のほうが一途で好感が持てるよね。 意地悪な見方をすれば、あの破って捨てた連絡先のことを思っても、彼にとっては「一夜の遊び」。ラスト、ベトナムから帰ったバードレースは、今まで連絡もしなかったローズの所へ行くんだけど、それは足を負傷してしまったからかもしれない。あるいは、ベトナムで仲間を失い、心身ともにぼろぼろになって、ローズの温かさを必要としたのかも知れない。そしてローズの気持ちは?待った時期もアリ、半分は諦めながら、でも、待っていたのかもしれない。「どうして連絡してくれなかったの」なんていう責める言葉はなく、温かく彼を迎える。 この後二人が幸せに暮らしてくれたらいいなと思うけど、それは叶うのだろうか?ほんのり心配が頭をよぎるのは私だけかな? あと、すっごいチョイ役でブレンダン・フレイザーが出てる! 昔の映画はこう言う楽しみがあって面白いね。
シャレード
B0009EVIY4シャレード(1963)
オードリー・ヘプバーン スタンリー・ドーネン ケーリー・グラント
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-07-01

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この映画はずっと前に見て、犯人もオチも分かっていたんだけど、おなじみGyaOで無料放映されてるので見てみたら、やはり面白かった。 ロマンティック・コメディ・ミステリーと言うところですよね。 あんまり、ハラハラ感はないんだけど、オードリーがキュートで綺麗でお洒落なので見てるだけでも楽しい♪ しかし、この作品のオードリーはなんとも「オヤジ萌え」なんだよね…(笑) 彼女の代表作と言うともちろん「ローマの休日」だろうけど、その他に彼女の作品で私が好きなのは「暗くなるまで待って」です。 よく出来た映画で、まだの方がいらっしゃったらぜひとも一度ご覧あれ♪
B0000AXM2A暗くなるまで待って
オードリー・ヘップバーン テレンス・ヤング アラン・アーキン
ワーナー・ホーム・ビデオ 2003-10-03

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テイキング・ライブス
B0009Q0JPGテイキング・ライブス ディレクターズカット 特別版
アンジェリーナ・ジョリー D.J.カルーソ イーサン・ホーク
ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-07-29

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この映画はもちろん、オリヴィエ・マルチネスくん目当てに見ました。 この映画の中の彼の役どころは、事件を担当する刑事。 そして、FBIから派遣されたのが、主人公のアンジェリーナ・ジョリー。 ん、このシチュエーションはちょっと前に見た、「セマナ 血の七日間」とよく似ているぞ。と思ったらほんとに結構似ていました。 今回はオリヴィエ君は物語の中では、残念ながら脇役なんだけど、私としてはやっぱりカッコいい彼を堪能できて満足の一遍です!! 髪形が違うのも一興だね。でもやはり、長髪のほうが似合う気はする。 んー。冷たい視線がたまらんですな♪ ストーリーは、ラストの衝撃が中々見応えのある作品であった。
事件の発端となる序章の部分である男が殺人を犯すのだけど、その後その男が殺した男の人生を乗っ取って生きていくと言うことが分かる。これがタイトルの「テイキング・ライブス」と言うわけです。 それから数年後の現在、この流れの殺人事件に目撃者が現れた。その目撃者がイーサン・ホーク。ここでこんなビッグネームが出てきたら、もうそれは犯人としか思えないでしょ。しかし、彼はホントに犯人なのか?見てるものに分からない展開になっていくところがこの作品の一番の見せ場なんだと思うけど…。 アンジェリーナ・ジョリーはカッコよい女捜査官。私情に流されず…のはずが…。と言う部分も見ものなんだろうね。後半の彼女の表情の変化にご注目と行きたい。 面白い作品だったんだけど、ヤドカリ的な犯人の生き方と、その動機や目的がイマイチきちんと描かれてなかったように思いそこが残念なところ。 面白い設定なのにね。