運命を分けたザイル ★★★★
B000A0H4GI運命を分けたザイル
ジョー・シンプソン ケヴィン・マクドナルド ブレンダン・マッキー
ポニーキャニオン 2005-08-26

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アンデス山脈にある前人未到のシウラ・グランデ峰登頂に挑んだジョーとサイモン。登頂と下山、そこで起きた遭難などすべてを克明に描くドキュメンタリータッチの映画。 すっごく圧倒されました。 雪の様子が…生クリームをへらで乗っけたようなあんな感じになってるんですね。 見てるだけでもこわいような映像。これを撮影したと言うのが驚きです。 遭難した二人の語りが入ってるので、語ってると言うことは生還したんだろうと、思いながら見ていたんですが、生還したと分かっていてもハラハラして画面から目をそらすことが出来なかった。 遭難した極限状態のとき、人は何を思いどういう行動に出るのか。生々しい迫力に圧倒されました。 生還したときは涙涙、ほんとにわかっていても「よかったー!!」って思わずにはいられませんでした。 人間の持つ強さを見せられて力が湧いた作品。 それにしても、「なぜ山に登るのか、そこに山があるから」とは山男の心情を言いえているのかもしれないけど、マラソンとかにしても見るのは好きだけど自分でしようとは思わないなぁ。山登りもね。もう、スキーでさえ寒い思いをしてまで行きたくないと思ってしまう軟弱なわたし…。マイナス60度なんて…。どうしていくの??と、やはり思ってしまいます。
バートン・フィンク ★★
B000BIX8AKバートン・フィンク
ジョン・タトゥーロ ジョエル・コーエン ジョン・グッドマン
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-12-23

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ん〜〜〜〜…。 なにがなんやらサッパリでした。 才能ある劇作家がいきなりハリウッドに招聘されて、プロレス映画の脚本を作れと言われるんです。 で、その劇作家の名前がタイトルのバートン・フィンクなのです。 彼がいきなり「プロレス映画を」と言われて、断るに断れず四苦八苦しながらも、書こうとはするんだけど、やはり書けず。 泊まっている安ホテルが、暑いし不気味だし…。 そして、隣の部屋に泊まっている男がぶしつけで干渉的だし…。 いろんなことで、イライラするバートン・フィンクの様子はよく出ていたけど…。 で?いったいどうなるの? と思っているうちに事件が起きたはいいけど…。 その後の展開も訳がわからんうちに過ぎてゆき、何がなんやらって感じでした。 これはカンヌ映画祭でパルムドールに輝いたらしいんだけど、もう、芸術家たちのセンスは凡人には理解できないのか、はたまたわたしだけが理解できなかったのか…。 何度も早送りしてしまったと言うことはご内密に…(笑)
リプレイスメント・キラー ★★★☆
B000CEGVXYリプレイスメント・キラー コレクターズ・エディション
チョウ・ユンファ アントン・フークァ ミラ・ソルビーノ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-02-01

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分かりやすい映画でした!! ほっとしました(笑)。 主人公のジョン・リー(チョウ・ユンファ)は暗黒マフィアの雇われ殺し屋なんだけど、あるときの依頼が「刑事の息子を殺せ」と言うものだったので、非情になりきれず、命令にそむいてしまうんです。 そのことから、マフィアに命を狙われる男と、ふとしたきっかけでその男と知り合ってしまった裏社会の女(ミラ・ソルヴィノ)がふたりでタッグを組んで、マフィアから刑事の息子を守ると言う話。 分かりやすい! 見所は随所にある銃撃戦かな。 サラリーマン顔のチョウ・ユンファがかなりハードでカッコよく見えます。 あと、ミラ・ソルヴィノ、やっぱこの人スタイルがいいです。惚れ惚れ。 顔は綺麗だけど、下から舐め上げるような視線が好きじゃないのですが、でも、クールビューティーな感じでかなりよかったです。 何よりも展開が分かりやすいって大事ですよね(笑) でも、一言言うなら、映画に出てくる「日本」って変だけど「中国」も変じゃない?あれは何の宗教だろうか。しかも銃を受けた傷に灰をまぶすなんて…東洋人を何だと思ってるんだろうか…。
心みだれて ★★★☆
B000B84MEG心みだれて
メリル・ストリープ マイク・ニコルズ ジャック・ニコルソン
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005-10-21

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なんともう20年も前の作品です。 メリルが「恋に落ちて」「愛と哀しみの果て」なんかに出ていた時代ですね。 「ディアハンター」で初めて知ったんですが、息の長い女優さんですね! 最近でも「クライシス・オブ・アメリカ」「二人にクギづけ」「レニモー・スニケットの世にも不幸せな物語」なんかを見ました。存在感はすごいです! 「めぐりあう時間たち」と「ミュージック・オブ・ハート」は是非とも見たい作品です。 肝心のこの「心みだれて」は、メリルが料理評論家、で、コラムニストのジャック・ニコルソンと知り合っていきなり意気投合、スピード結婚、(結婚当日に不安が講じてゴネまくるのが印象的)子供もできるけど、夫ニコルソンがメリルの知り合いと浮気して… と言う話です。 世間知らずのほわ〜んとした感じのメリルが、家庭を持ってからだんだんと変わっていくのが良く分かります。 その点ジャック、男はいつまでたっても「男」なんですね。 浮気がばれて離れ離れになった後でも、妻のサガなのか、夫を待つんです。 待ても待っても夫は来てくれない…。諦めたころに、自分を待ち伏せしている夫がいて…。あのシーンはちょっとジーンとしました。 で結局やり直すことにしたんだけど、それでも、やはり一度抱いてしまった不信感はなかなか元に戻らず。 なんだか、同じ世代の自分には、生々しくかったかな〜。 ジャック・ニコルソンも不思議なフェロモンを発する俳優さんですよね。 ハンサムとは言えないんだけど、なんか、あの人に迫られたらすぐに落ちてしまいそうな気がするのはわたしだけ? それと、ケビン・スペイシーがめっちゃチョイ役で出ててビックリ。 古い映画はこう言う楽しみがあって面白い! それと、メリルの赤ちゃんがものすごく可愛いんです! まだ2歳ぐらいかなぁ。メリルになついていて笑うし歌うし、抱きついてくるし、本当に親子みたいでした!
ミュージック・オブ・ハート★★★☆
B00005V2JGミュージック・オブ・ハート DTS特別版
メリル・ストリープ アンジェラ・バセット グロリア・エステファン
角川エンタテインメント 2002-03-22

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深夜放映で、この「実話」のほう(ノンフィクション)を放映していました。 タイトルは 「Roberta tzanvaras and Her East Harlem Violin Program」 誤字があったらゴメンナサイ^^; 映画を見てからこのノンフィクションのほうを見たんだけど 一長一短というかんじで、両方あわせてみればいいかもしれないと思いました。 (ひょっとしたら、DVDの特典に入ってるのかも。わたしはレンタルビデオで見たので良く分かりません。あしからず)

+++あらすじ+++

ニューヨークの小学校で課外授業としてバイオリンを教えていたロベルタ。 しかし、市の財政難のしわ寄せが、このロベルタの課外授業に来てしまう。予算削減のために、バイオリン教室は廃止されてしまうんです。 で、立ち上がった地域の住人たちや、ロベルタの友人たち。 運動が運動を呼んで、ついにバイオリン教室の子どもたちは、世界のプロたちとカーネギーホールで演奏会をすることになるのです。

++++

はっきり言いましょう。カーネギーは蛇足です。 映画のほうは、ロベルタの人生そのものに焦点が合っていて、前半はそれがとても共感でき、がんばってー!と、応援しながら見ていたんだけど、後半はもう、怒涛のごとくラッキーが重なり(もちろん、教室の運営廃止は『不幸』であるのだけど)あれよあれよと言う間に「カーネギーホールで世界のアーティストたちと共演」と言うことになってしまい、それがストーリーの「ええとこ取り」と言うか、感動を横取りした感じで、焦点のまったく違う作品になってしまったような違和感を覚えました。 最初から、カーネギーだけを描きたかったのかもしれませんが…。 それにしても、これは実話なのだから仕方がないにしても、ラッキー過ぎるというか。ここまで華々しくスポットライトが当たってしまうと、美談を通り越してしまいます。 カーネギーホールでの演奏が、本物のプロたちと一緒に(アイザック・スターンとかイザック・パールマンとかアーノルド・スタインハートとか)行われた様子が映画の中にも出てくるんですけど(わざわざ映画のために撮りなおしたんですよね、これは)はっきり言って「映画」の中では浮いてしまってます。 ノンフィクションのほうは、カーネギーホールでの演奏会が決まってからの、ロベルタ達の厳しい練習風景などを延々と写していて、それはちょっと退屈な部分もあったかな。
でも!!
定期演奏会では、100人がいっせいに「キラキラ星」を演奏したり、40人ほどが招かれてバスケットの試合の前の国歌演奏をしたり、そう言う地域に根ざした活動に日ごろの練習が結びついている様子を見るのは本当に感動的でした。 有名なバスケの選手を間近に見て興奮している子どもたちの表情や、会場がぎっしり詰まった地域での定期演奏会の様子、家族やきょうだいたちが一心に見守る中での演奏会、本当に涙が出ましたよ。 逆に、カーネギーでのプロとの共演。プロが演奏すれば上手くて感動的なのはあたりまえ。もちろん、この話には、プロたちがロベルタや子どもたち地域の住民たちの熱意に心を動かされたところが感動を呼ぶと思うんですけど、どうも素直に感動できない何かがありました。 最初から最後までロベルタと子どもたち中心に話を進めてもらったほうが個人的には好きだったとおもう。

でも、最初のほうは本当に面白かったんですよ! 特にすきなのが、ロベルタが就職しようとニューヨークの小学校に行く、そして最初は校長に断られるんです。 で、ロベルタは懲りずに、働きたいと言いにやってくるんですが、そのとき、自分の子どもたちを連れてくるんです。 そして、子どもたちに校長先生の前で、バイオリンを弾かせるの。 それを見て校長は、ロベルタを学校に迎える決心をするんですが、そのときの子どもたちの表情が可愛いんです! バイオリンを楽しそうに弾き、そしてロベルタはそれを誇らしげに見守るんです。親子の関係やバイオリンのすばらしさがわかる、とってもいいシーンでした。
最後になりましたがアイダン・クイン。久しぶりに見ました。 なんでしょうか、あのもみ上げは(笑) イイ男なんですけどねぇ、なんか、影が薄いような…。
ナルニア国物語 第一章ライオンと魔女★★★★☆
すごく面白かったです。
最初、戦争のシーンから入って、原作を知らない私は一体いつナルニアは出てくるんだろうと、思ってたんだけど、割と待たされずにナルニアに行ったかな〜。 タンスの中がナルニアへの出入り口なんだけど、これは「どこでもドア」に似てるなぁと思いました。でも、ああいう発想、ファンタジックで誰でもが一度は夢見るところじゃないでしょうか?(山岸凉子さんの体験談を思い出す人もいるかも…)

ナルニアの風景は楽しかったです。出てくる動物たち、ビーバーやタムナス、そしてアスラン!!←カッコよかったです!! 何よりも、わたしは雪の女王がカッコよかった。だって、強いんだもん。剣さばきに惚れ惚れ!! 逆に子どもたちは、好みの子どもはいませんでした…!! タムナスの素顔が見たいと思ったのと、ケンタウロスのマッチョ感がよかったかなと思った程度。 もっと、イケメン、かもーん♪(笑)
次回に話が続くと思ったら、一話完結なのかな。んー、「SW」とか「LOTR」とか「ハリポタ」みたいに「次も絶対に見るぞ〜〜♪」とまでは行かないのは、完結してしまったからかな。 でも、娘はものすっごく、気に入っていたので次も一緒に見に行けるといいです。(その頃には『友達と見に行く』って言うかも。涙)
コープスブライド★★★★☆
B000C0YN6Kティム・バートンのコープスブライド 特別版
ティム・バートン
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-03-03

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ひゃ〜〜〜。よかったよう〜〜〜。泣きました。泣けてしまいました。そう言う予定はなかったんだけど。「チャーリーとチョコレート工場」って、見てるときは面白くても、後に残るものもないし、あんな感じなのかなあと漠然と思ってたのだ。 しかし、断然こっちのほうが好き。どっちかというと「シザー・ハンズ」みたいな切なさと感動で、余韻があとを引く作品でした。

++++

ようするに、ジョニー・デップがアフレコ担当した主人公の男と、そのフィアンセと、そしてコープスブライドとの三角関係なんですね。 しかし、3人がそれぞれ良いキャラで、とっても気持ちのいい三角関係だった。難を言えばちょっと男が優柔不断だったかな。
なによりもよかったのは、コープスブライドそのひと、エミリーです。彼女がものすごくいじらしくって、健気で…。彼女の気持ちそのものに感動。 ラストは涙無くして見られませんでした。 というか、彼女が彼氏を自分のものにしたいという気もちと、彼氏が生きてる人間で彼の幸せを思う気持ちの葛藤にさいなまれる部分からもう、泣けてきて。 童話で言えば「人魚姫」(←一応ネタばれ防止)みたいな感じ。 ++++

バートン監督のアニメでは「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」があり、これもものすごく好きだけど、今回の「コープスブライド」もかなり良かったです。もちろん、アニメとしての魅力も随所に満載。よく出来ていて見てるのが楽しかった。 でも、いろんなレビューページ見たら結構みなさん、辛口なのね。 わたしって、バートン作品を理解してないから、感動できたのでしょうか。 でも、感動した。好き♪★★★★☆
旋律の絆★★★★
B00007B919戦慄の絆
ジェレミー・アイアンズ ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド ハイジ・フォン・パレスク
キングレコード 2003-01-08

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+++感想+++

この双子をジェレミー・アイアンズが演じてるのだけど、もうとても見事!! 気の弱くマジメなビバリーと、奔放で勝気なエリオットの演じ分けが、見ものです。 これは二人の兄弟が、「分離」に失敗して狂気の世界へはまり込んでいく物語なんだけど、その「狂っていく」様がよく描かれてる。 とってもとっても、気持ち悪い!(笑) 区別のついた双子が、次第にどっちがどっちか分からないほど、同一化していく。世間的に「区別がつかないほど似てる」と言う設定でありながら、見てる私たちにはちゃんと区別がついてたのと、まったく対照的なのだ。 ラストの訳のわからなさといったら格別です。 気持ち悪い映画、後味の悪い映画の好きな人、必見ですよ。 詳しいあらすじはこちら↓

+++あらすじ+++

エリオットとビヴァリーは一卵性の双子。 マントル兄弟として、婦人科の医師界に名を馳せている。 おもに、ビヴァリーが地味な診療治療や研究を担当、そしてマスコミの前に立つのは派手好きなエリオット。
あるとき、二人の診療所に映画女優クレアが不妊治療にやってくる。 このクレアと兄弟は双子であることを隠し、「ひとり=ビヴァリー」として付き合うのだ。 最初はうまく行っていても段々とクレアも不審を感じ始める。 「あるときは刺激的だがあるときは平凡。まるで精神分裂の一歩手前のようだ」と。 そして兄エリオットの存在が明らかになり、紹介された席で瞬く間に、自分が二人と寝ていたのだという事実を知る。
クレアは彼らのもとを去るが、ビヴァリーは本気で愛していたために、傷つき打ちのめされる。そして、彼を許したクレアとやり直すために兄と決別する決意を。 兄との決別は、ビヴァリーには耐えがたく、薬物を使うようになる。 女優業で、ロケ地に行ってしまったクレア。ひとりもまたビヴァリーにとっては絶えがたく、ますます薬物を使う頻度が増える。そしてロケ地でクレアが浮気をしていると誤解したビヴァリーはたちまち精神不安定になり兄のもとへ帰り兄に助けを求める。兄がいなければダメだ…。 しかし、苦しみは去らず、それから逃れるためにますます薬物に溺れ、医師としての生活も崩壊し、ついには発作を起こして倒れてしまう。
そんな彼をドラッグ中毒から救おうと兄エリオットも努力するが、弟と同じように薬に溺れていくのだった。
ラスト、今日はこの薬、明日はあの薬、と予定を立てながらも、その次は薬を止めようもとの生活に戻ろうと、朦朧とした状態で話し合い、シャムの双子を切り離す手術を執り行う。ふたりはシャム双生児になりきって、ビヴァリーが執刀、エリオットが手術を受ける。 夢かと思ってビヴァリーは目覚めてから、おぼつかない手つきで身支度を整えいったん外に出るのだが、すぐに戻る。兄の元へ。
ふたりは永遠に一緒なのだ…。
キャプテン・ウルフ★★★
B000C98CVIキャプテン・ウルフ
ヴィン・ディーゼル アダム・シャンクマン ローレン・グレアム
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2006-02-22

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ディズニーが送るファミリーアクションコメディ♪ ヴィン・ディーゼルの「キンダガートン・コップ」って感じで、可もなく不可もなく。娘は面白がってましたが、普通って感じ。 ですが!! ですが。 カッコ良いのがいましたぜ、ねーさん♪ ↓ マックス1
マックス・シエリオット(Max Thieriot)です。 どお、かわいいでしょう♪ ジョシュ・ハートネットの子どものころにそっくり!! (ジョシュの子供時代を知らないのだけど、なんか、そう言う雰囲気) 画像が小さいので、もうひとつ大きい画像をプレゼント! マックス
子役でこんなに色めきたったのは、「ペットセメタリー」のエドワード・ファーロング以来だなぁ。 子役の時に「おお〜〜〜♪いい!!」と思っても、その後が…ってことは良くある話で、エディ君も今はパッとしないよね。(ファンの方ゴメンナサイ)ブラッド・レンフロもあんまり見ないし…。 さてさて、このマックスくん、期待通りに成長してくれるでしょうか。 チェック、チェック〜〜!!!
明日の記憶★★★★★
明日の記憶』試写会に行くことが出来、見てきました♪ 最初のオープニングテーマの時「原作 荻原浩」と出た時に「この人が原作者よ!!みんな、見た?荻原浩の名前を見た??」と思った。ものすごく興奮したし嬉しかったです(笑)
原作を程よい加減で忘れてたので(それでもファンか!おぎりん、ゴメンナサイ!!)すごく楽しめた。というか、感動した。泣けた。 原作を詳細に覚えてる人が見たら、また違うのかもしれないけど。
会社のシーンが少なかったような気がするけど、なんせ原作を詳細に思い出せないので「こんな感じだったのかも」と言うことで自己完結。
でもね、多分原作を読んだ人も。読んでない人も楽しめる(感動する)映画だと思う。感動もするけど、怖い!怖い思いもさせられた。わかりますよね、この怖さ。検査のシーンも怖かったけど、MRIの写真とか…。『映像ならでは!!』と思う。視覚に突きつけられたらインパクトが違うもん。
原作でのラストシーンは、さすがのわたしも覚えていたけど、むしろ、そのラストよりももっと声を出して泣きたい気持ちになったシーンが、途中に何箇所かあった。周りに人がいなかったら思い切り泣いてたと思う。泣きたかった、むしろ。
ラストシーンは美しいし印象的だけども、泣けるのかどうかというとわたしはそれほど泣けないの。原作でも。 でも、エンドロールでやはり、涙が込み上げて…。 お隣にかなりの年配のご夫婦が座ってたのです。70ぐらいの感じかな。 で、わたしのすぐとなりがだんな様。 そのだんな様が泣いてるの。しきりに涙をハンカチで拭ってるのだ。 そして、奥様が「泣けたの?」って訊いてて、だんな様が「うん、泣けたなあ」って応えてまた涙を拭ってる、メガネを上げて。 まじまじと見てたわけじゃないけど、視界の端でそれが見えて。 それを見たらまたまた泣けてきて。
そのご夫婦だけじゃない、あちこちからすすり泣きが聞こえました。
渡辺謙さんって、主演ははじめてなんだってね。意外。 謙さんも好演してたけど、樋口可南子がまたよかったわ〜。 あんな奥さん、すばらしすぎる。 わたしには10分の1、いいえ、100分の1もできない。 男から見たら理想なんだろうなあ。
あと、ミッチーの医者がよかった。 憲武さんが出てきたときは(今毎日『ファインディング・ニモ』を見てるんで、)あ、マーリンだ〜!!と思った。 大滝秀治さんってば、ほんとに「あんな人」みたいだった。すごい演技力だ。 謙さんも好演してたけど、言っちゃ悪いが、年季が違うっていうか、別格・・・。 また、映画を見ながら「あ、この人なんて言う名前だったっけ」と『リアル明日の記憶』状態(笑) 袴田なんたらという「ストーカー」みたいなドラマに出てた俳優さんと、最近金田一耕介役をした俳優さんの名前が全然思い出せず、気色悪かった(爆)
袴田吉彦さん、田辺誠一さんのことです。

もしも良かったら、劇場に足を運んで見てください。 妻役の樋口可南子さんのご主人である糸井重里さんの『ほぼ日刊イトイ新聞』のなかの「『明日の記憶』と付き合う」おすすめです。特に、渡辺謙さんと糸井氏のメールのやりとりが、良いです。情報提供はkeiさん、ありがとうございました♪ 管理人の原作の感想はこちら

追記

自分の感想を読んでみて、ちょっと記憶が蘇ったんだけど原作の迫力を描ききれてない部分もあったかも…。今思えば。 でも、それでも、おおむねいい映画と思います! いい頃合に原作を忘れて、見てください。 比べなくて良いかも(これって、誉め言葉か?)。
ビッグ★★★☆
B000A0D93Kビッグ (初回限定生産)
トム・ハンクス ペニー・マーシャル エリザベス・パーキンス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005-08-19

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20年近く前の映画で、トム・ハンクスが若い!!細い!!

+++あらすじ+++

ジョッシュは13歳。ごくごくフツーの「子ども」だった。 しかし、ある日移動遊園地で見かけた『ゾルター』というゲームに願いをかけたら、翌日にはその願いがかなってしまったのだ。 その願いとは『大きくなりたい』。 起きて目覚めて、いきなり推定年齢30歳のオジサンになってしまったジョッシュの悲喜劇を、コミカルに、そして、ちょっぴり切なく描いた作品です。

+++感想+++

前半は、主人公がいきなり大人になってしまった戸惑いや騒動を面白く、でも、真に迫って描いてあり、主人公の男の子に同情したり、友達の厚い友情に感心しながら楽しく見られるのですが…。 後半は、大人の恋愛に発展して行き、それが甘いロマンスの味をかもし出し、かなり前半とはカラーが違ってしまいます。 ストーリーの流れとしてはとってもまっとうで正常なのだけど、前半の愉快な感じが後半は薄れて、なんだか照れくさい流れになってしまうのがちょっと残念です。
でも、途中、社長と二人でおもちゃ売り場で奏でる「チャップ・スティック・ブギ」がとっても印象的。 それと、素直な、子どもらしい振る舞いが却って、彼女に「彼は大人だわ」と言わしめるあたり、皮肉な真理を鋭く突っ込んでますか。
「君も一緒に行こう」と誘うジョッシュに彼女は言う。 「わたしはその時を生きてきた。二度も生きる必要はない」と。 普段、わたしたちは「もう一度あのころに戻りたい」と思うことが多々あるのではと思うけど、やはり、いざそういう機会が目の前にあったら、やはり躊躇してしまうよね。
それと、昔のビデオなので「ボイン」って言葉が出てきて笑った。 いまどき「ボイン」って言わないよね。 月亭可朝さんの名言ですが(笑)。 今なら「デカパイ」「巨乳」あたりでしょうか。
Mr.&Mrs.スミス ★★★
B000AOTWLEMr.&Mrs.スミス プレミアム・エディション
ブラッド・ピット ダグ・リーマン アンジェリーナ・ジョリー
ジェネオン エンタテインメント 2006-04-05

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話題作なので、今更感想もないと思いますが。 ブラピが自分のツボから大きく外れてるので(失礼!)まぁ、こんな感じでしょうって…。 正直言って、前半まったりしすぎですね。寝そうになった…というか、寝てしまった。お互いの正体がばれてからですね。面白くなるのは。 しかし、アンジェリーナ・ジョリーがセクシーでカッコよかった〜。 50キロって、どう思います?あの胸で50キロ?あの身長で?(何センチか知らないけど)しかし確かに、胸以外はかなり細いですね。あんなに細くってどうして胸だけデカイのか…。あら、スケベオヤジみたいになってる。胸については恨みがあるから…。うそ、自分にないものに憧れるだけ(笑) ちょっとネタばれ…。↓ 「ボニーとクライド」「ブッチとサンダンス」みたいになるのかと思ったけど、ハッピーエンドと思ってよいのね。もう、心配させんといて。わたしはハッピーエンドが好きさ〜♪
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