天然コケッコー ★★★★
一言で観想を言うと「映画製作スタッフのみなさん、よくがんばってくれました!」って言う感じ。 原作を大事に思ってくれてることが、映画から伝わり、非常に好感が持てる仕上げになっていました。 細かな部分も忠実にキッチリ作ってあって、ひとつひとつに感激しました。 原作のあのシーンを実写にするとこんな感じなのね、 とか こんな風にアレンジしたんだね、うまいうまい と言う感じで。 原作のシーンを実写で楽しむって言うのがよかったです。 一番印象に残っているのは子どもたちが一緒に歩いているシーン。特に通学とかのシーンかな。あの風景もあわせて、懐かしいような、切なくて胸キュンで感慨深くって泣けてきそうでした。海もすごく綺麗だったし、田んぼとか山とか、ともかく風景がすっごく良かった! 個人的にはさっちゃんがツボ。さっちゃん以外の何者でもないあのさっちゃんには拍手喝采。さっちゃんがあそこまでさっちゃんじゃなかったらきっとこの映画はこんなにも良くなってなかったと思う。 そよちゃんも可愛かったのですが、わたしとしては岡田君のカッコよさに瞠目。なんつうイケメンなのでしょう。将来有望。でも「生徒諸君」に出てたんだよね。あの3TDの木下君の役だったのかな、金髪にしていたよね?あの時はそこそこカッコイイぐらいにしか思えませんでしたが、今回めっちゃよかった〜。黒髪だったから?ファンになりそうです(笑) しかし、あの原作を2時間に縮めようとするのは無理があったようで、たとえばバレンタインにしてもその後のホワイトデーの話が無くなっていたり、あっちゃんのほのかな恋心が描いてもらってなかったり、シゲちゃんがやたら嫌なオッサンにしか描かれてなかったり、もう一つ言えばそよちゃんの内面の「よさ」みたいなのがマンガほどは出てなかったと思います。 以下 ↓ のほうから「ネタバレ」で。 映画をこれからご覧になる方はご注意下さい。 ちょっと辛口が入ってるんですが、そこは原作の「天コケ」およびくらもちふさこさんを長年にわたってこよなく愛する一人のファンとしての、どうしても言いたい部分です。ご容赦下さい。
レミーのおいしいレストラン ★★★★
主人公のネズミ、レミーは一風変わったネズミ。 他のネズミが平気で食べる残飯を嫌い、ちゃんと調理したものを食べたい。 その思いはやがて5つ☆レストランのオーナーグストーへの憧れに転じ、かれのテレビ番組や料理本を熱心に見るようになる。 そんな時、家族たちと離れ離れになったレミーはグストーのレストランで、まるで料理の出来ない見習いコックとともに、その店の看板料理を作るようになるのだが…。 映画としては、メリハリの利いたストーリー展開で、よかった。 レミーが料理興味を持ち始めるまでの過程とか丁寧にかかれてたし、死んでしまった尊敬する料理長グストーの「料理は誰にでも出来る」というメッセージも見るものには温かかった。 髪を引っ張ってリングイニを操作すしたり、そのドタバタした様子やそれまでの特訓は面白かったし、ニオイを確かめるのにリングイニは自分の鼻ではなく帽子に皿を差し出すところとか、ひとつひとつが面白かった。一生懸命に努力するレミーやリングイニたちにも心から応援したくなるし、また「敵」となる現料理長や料理評論家イーゴとの攻防にもドキドキハラハラさせられたし、映像も綺麗だし見せ場もふんだんにあり、面白い映画だった!! が、しかーし!! いかんせん、レミーがネズミなのですよ。 分かって見に行ったのだけど、あそこまで生々しいとは! 毛皮のゴワッとした感じとか長い尻尾とか、そしてなによりも「鼻」の生々しさ。レミー一匹ならまだしも、アレが大量に登場した暁には・・・。アニメを見ている間はストーリーに釣り込まれ、面白く感動のうちに見ていたんですが、見終えて後で考えれば「あのキャラクターグッズがあっても買わない」と思う。(もともと滅多にキャラグッズなんて買わんけどさ) 人間の登場人物もイマイチ「萌え」度がなかったな。 あるとすれば評論家のおじさん。あの人の部屋が棺おけの形だったり、まるで地獄の死者みたいな雰囲気が好みでした!そして、レミーのラタトゥイユを食べた時の感じは、作品中で一番感動した。
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