今年はこんな映画(VIDEO)
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キャスト・アウェイ 

2000年 アメリカ
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ウィリアム ブロイルスJr.
出演者:トム・ハンクス
     ヘレン・ハント
     ニック・サーシー
     クリス・ノス
☆☆☆☆☆

(12/22)

*あらすじ*
飛行機の事故で無人島に流れついた男の半生
*感想*
何も予備知識無しで見たせいかもしれないけど、すごくよかった。 無人島に漂流する話とは知っていたけど、「どうやって一人で時間を持たせるんだろう」ぐらいにしか思っていなかったんだけど、それがけっこう飽きることなくみる事ができた。
ウィルソンとの友情(?)も感動。他の人は笑えたかもしれないけど、わたしは切実なものを感じて笑えなかった。でも、あれが作品としては効いてると思う。ウィルソンに話し掛けたりしたおかげできっと精神の均衡を保てたのではないだろうか。ともかく、わたしとしてはオススメ!!
以下 ネタばれ感想(反転してお読みください)
恋人のもとへもどることだけを考えてひたすら生き抜いた主人公。 わたしも、恋人が待っていてくれると信じてた。まさか結婚してるとは!! こんなに切なくつらい状況ってないんじゃないだろうか。
「これからもずっと愛しつづける」って宣言したけど、そんな状態で家庭がうまくいくんだろうか。 映画の中の事ながら心配だわ。わたしとしては、今のだんなとは別れてもう一度やり直す事をオススメしたい。でも、そんなわけに行かないんだよね。家庭を築き上げていくって夫婦の共同作業だし、その歴史はどうしても棄てられないだろうし・・。子供のこともあるし・・。って、代わりに悩む事はないんだけれど。
でも、恋人にうらみつらみを言ったり未練がましくしなかったり、ほんと、あんたいい男だよ!トム・ハンクス(役者と混同してるし)。道はどこまでも続いてるんだから、その先には何が待ってるか分らないんだから・・・生き抜いてください。
*いいオトコ指数*トム・ハンクス今年の殊勲賞★★★★★!!  







ハンニバル 

Hannibal 2001年 アメリカ
監督:リドリー・スコット
原作者:トマス・ハリス
出演者:アンソニー・ホプキンス
     ジュリアン・ムーア
     ジャンカルロ・ジャンニーニ
     レイ・リオッタ
  ☆☆☆

*あらすじ*
レクター博士とクラリス捜査官の倒錯した愛情
*感想*
いやいや、なかなかえぐかった!
でも、はっきり言えばそれだけ。あの場面と、あの場面と、あの場面のエグさが映画の興味を引いただけで、ミステリーとしては前作の方が明らかによくできてると思う。
犯人にレクター博士のおかげで近づく。そのドキドキとかハラハラとかがよかったんだけど、今回それがなかったような気がしてザンネン。
*いいオトコ指数*^(・・ )( ・・)^ドコドコ?







リプレイスメント  

2000年 アメリカ
監督:ハワード・ドイッチ
出演:キアヌ・リーブス
     ジーン・ハックマン
     ブルック・ラングドン
     ジョン・ファブロー
  ☆☆

*あらすじ*
代理選手たちがプロのフットボールチームでプレイする
*感想*
これ、コメディですか?
それとも、スポ根ものですか?
とりあえず、「メジャーリーグ」と「エニィ・ギブン・サンデー」をミックスしたような感じだけど、 コメディにしてもスポーツモノにしても中途半端な感じ。
ただ、ファルコ(キアヌ・リーブス)を取り巻く仲間たちの気持ちは見ていて気持ちのよいものだった。ダンスのシーンもよかったよ♪
*いいオトコ指数*α~ (ー.ー") ンーー







ドリヴン  監督:レニー・ハーリン
脚本:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン
   キップ・パルデュー
   エステラ・ウォーレン
   バート・レイノルズ ほか

*あらすじ*
シルベスター・スタローンがなんだか地味な往年のレーサー。若い男たちに恋の指南もしながらレースを教える。
*感想*
ストーリー的には 恋愛の絡み具合がいかにもとってつけたような感じがしたのと、 主人公ジミーのライバル、ボー(ティル・シュヴァイガー)の恋人ソフィアが、わたしは受け付けられなかった。 どのようにかと言うと、、あまりにも節操がなくて嫌だ。 何を考えているんだろうかと思う。 そんな女に振り回されている男たちが情けないような気がした (選ぶ女によって男の真価が問われる時もあるぞ)ので、とってもよかったとは言いがたかったのだけど なにせビジュアル的にはすごい迫力!レースにつきものの事故がすごく派手に映像化してあり これは一見の価値あり!座席で飛んでくるタイヤをよけようと体をずらしたのはわたしだけじゃないはず(笑) レースに興味がなくても十分に楽しめる。(9/13)
*いいオトコ指数*ライバル(ティル・シュヴァイガー:ノッキンオン・ヘブンズドア)に★★★★★!! 










ホワット・ライズ・ビニース  
What Lies Beneath
2000年 アメリカ
監督:ロバート・ゼメキス
出演者:ハリソン・フォード
    ミシェル・ファイファー
    ダイアナ・スカーウィッド
    ジョー・モートン

*あらすじ*一見幸せそうな夫婦の間に起きる霊現象
*感想*久し振りに オーソドックスな怖い映画を見た感じ。 でも、どうしてハリソンフォード?ジャックニコルソンとか、リチャードギアに任せとけば良いのに。 あ、それでは意外性も何もないからこういうキャストになったのかな。 なんせ、最後の方は悲しいまでもくどい。「もういいやんか、それくらいにしておきなよ」 と、言いたくなった。
*いいオトコ指数*いいのかハリソンフォード!  







 オータム・イン・ニューヨーク
AUTUMN IN NEW YORK
2000年 アメリカ
監督:ジョアン・チェン
出演者:リチャード・ギア
    ウィノナ・ライダー

*あらすじ*余命幾ばくもない女性と天性のプレイボーイとの悲恋
*感想*わたしだったら許せないなー・・という場面があって・・(苦笑) その後の 恋人に対する男の奔走も「そのこと」があるから感動するというより 「あんな事したくせに!!」って思ってしまった。した事よりも その言い訳が許せなかった。 「君のことを考えると不安だったから・・」なんて・・。 自分の過ちを自分で引き受けず、相手のせいにしようとする所が潔くなくて許せなかったわたしです。
*いいオトコ指数*リチャードギア にやけすぎ!  







リトル・ダンサー 
Billy Elliot
2000年 イギリス
監督:スティーヴン・ダルドリー
出演者:ジェイミー・ベル
    ジュリー・ウォルターズ
    ゲイリー・ルイス
    ジーン・ヘイウッド
    ジェイミー・ドラヴェン
    スチュアート・ウェルズ
 ★★★★★!!

*あらすじ*ボクシングよりもダンスが好きになった少年と少年を取り巻く人たち
*感想*泣ける映画だと聞いていたのだけど、ところがどっこい(笑) ユーモアたっぷり!大笑いって言うんじゃないけど、くすくすと笑えるエピソードもあって 凄く楽しめた作品♪
特に 少年とダンスの先生(この先生がまたいい!!ラスト近くでの寂しそうな感じが顔つきじゃなく 全身で表現されてる・・涙!)との会話、先生の娘との会話、親友との会話、ボケてるけど 味のあるおばあちゃん、ほのぼの系のわらいがあり ただの「お涙頂戴系」の作品とは全然違う。
一生懸命な少年ももちろん感動させてくれるけど、取り巻く人たちがまたいいのだ!!
頑固オヤジは「炭鉱モノ」の必須アイテムで(「遠い空の向こうに」や「ブラス!」を思い出す。 どちらも凄くいい作品だよ。) 少年の夢を理解しようとしない。でも、こんなに頑固なオヤジも 自分を曲げてまで少年のために・・・(涙)
そして、そのオヤジのラストの表情!! 兄と一緒にあの場面にいるということが、その後を如実に物語っていて、描かれていない年月にも 思いがはせられ、そこでまた涙。ぴょんぴょん跳ねてる少年の楽しそうな顔がまたわたしを泣かせる。 悲しい涙じゃないよ。とってもオススメの作品!!!
*いいオトコ指数*渋いオヤジに ★ひとつ!(ひとつかい!)







バトル・ロワイアル
2000年 日本
監督:深作欣二
原作者:高見広春
出演者:藤原竜也  前田亜季
    山本太郎 栗山千明
    柴咲コウ  安藤政信
     ビートたけし

 

*あらすじ*全国の中学3年生4万3千クラスの中から無作為に選ばれた1クラスを、最後の1人になるまで殺し合わせ る新世紀教育改革法。通称〈BR法〉
*感想*原作の迫力が出し切れていないというのが 正直な感想。 特に 山本太郎演じる川田なんて、どうなの?あれは・・。それに。原作での「杉村」とか伏兵の、 魅力溢れるキャラクターが、映画での表現ではやはり物足りない。 なにより、「北野」先生・・。ここはやはり 原作のとおりに「坂本」先生でやって欲しかったけど、 イメージが壊れるからきっと無理だったんだろうな・・。
*いいオトコ指数*藤原竜也好きじゃない・・







バーティカル・リミット  
Vertical Limit
2000年 アメリカ
監督:マーティン・キャンベル
出演者:クリス・オドネル
    ビル・パクストン
    ロビン・タニー
    スコット・グレン

*あらすじ*山男の父親を亡くしたきょうだいが、トラウマを抱えながら山を克服する
*感想* 冒頭ショックなシーンから始まった。父親が死んでしまうのだ。 ああいう場合、どうしたらいいんだろう。きっと、後々まで後悔するに違いない。 現にこの兄妹はこれが原因で 仲違いしているようだ。 このあたりの心理的な葛藤はいつまでたっても氷解しないんだろうなー。 「恋人」じゃなくて「妹」を助けるために 迷うことなく山に向かうあたり 「こんなお兄ちゃんが欲しい」と思わせる。 結構ドキドキハラハラしたし、ちょっぴり感動もあったし、面白く見られました。 でも、なんか、「恐怖の報酬」思い出したよね。
*いいオトコ指数*兄弟で山にこもってるふたり、ちょっとよかった♪★ひとつ!  







ラッシュアワー2 

監督:ブレット・ラトナー
出演:ジャッキー・チェン
   クリス・タッカー
   チャン・ツィイー
   ジョン・ローン
☆☆☆(9/29)

*あらすじ*
前作で2人がとった休暇中に事件が起こり、香港 ロサンゼルス ラスベガスと、舞台を移して 大暴れ!
*感想*
ストーリーは、なんていうことはない。じつはどんな内容だったか、思い出せないくらい・・(苦笑) でも、アクションは目が離せないし、久し振りに見たジョンローンがめずらしかったし( 実は出演してるって知らなかったから、びっくりしたのだ)、トゥルーロマンスのドノヴィッツもでてるし、 シークレットエージェントの女捜査官は、サンドラブロックと、八代あきを、ミックスしたような顔だし(笑) なかなかに 小さな楽しみもあり、おしまいのNG集までたっぷり笑わせてくれた。
*いいオトコ指数*好みのオトコはいないけど、クリス・タッカーの腰の動きに★つけとこ







グリーンマイル

The Green Mile
1999年 アメリカ
監督:フランク・ダラボン
原作者:スティーブン・キング
出演者:トム・ハンクス
デビット・モース
ボニー・ハント
マイケル・クラーク・ダンカン 、
☆☆☆☆☆
(9/20)

*あらすじ*死刑囚舎房の看守主任と不思議な力を持つ囚人との思い出
*感想* 久し振りに泣ける映画でした。死刑執行のたびに泣いていました。 わたしとしては、あのジョンコーフィー(でかい!!!)の不思議な力はなくても十分に 感動したと思う。ひょとしたらない方が却ってもっと感動したかも・・。 とにかくトムハンクスとその仲間の、「たとえ死刑囚であっても実直に関わろうとする (残り少ない命だからこそなおさら)心意気」が気持ちよかった。 「生きているものすべてに対して、生きる権利がある」と訴えているようなトムハンクスは すごくかっこよくて、ヒューマニズムの結晶のような人だった。 面食いで、美形でないと好きにならないわたしだけれど、この作品のT・ハンクスは サイコーにいい男なのだ。冒頭(・・あれは本当にトムハンクスが年寄りのメイクをしてるのかしら? そうだとしたら凄いね。)
フレッドアステアの映画をみて泣いた理由が、最後にはわかるその時、頬には滂沱の涙と よい映画をみた充実感があった。
*蛇足* ショーシャンクの空に」を、上回る感動・・なんて言われていたが、 「そんな事があるはずない!」と思ってた。前評判が高いとがっかりする事が多いから・・。 たしかに見終えた後でもやっぱりショーシャンク・・のほうがわたしの中では上位だけれど、 見なかったら損!してたところ。薦めてくださった方に感謝♪
*いいオトコ指数*   トム・ハンクス★★★★★!!  







オーロラの彼方へ

Frequency
2000年 アメリカ
脚本監督:グレゴリー・ホブリット
出演者:デニス・クエイド
   ジム・カヴィーゼル
   エリザベス・ミッチェル

☆☆☆
(9/9)

*あらすじ*古い無線機が30年の時空をを超えて父と息子を引き合わせる
*感想* 「たら」「れば」はやめろよ・・・これが冒頭の主人公のせりふだ。 だけどストーリーの中は「たら」「れば」だらけ。 それが人間としての正直な気持ちだと思う。 そして、たらればが可能となれば誰だって主人公のような行動を取るだろう。 自分の一言が父親の命を助けるのであればなおさらだ。 無線機で父親と会話をするシーンは胸がジーンとする。 (「コンタクト」にも同じようなシーンがあった。父親を亡くした少女が無線機で死んだ父親に 交信を試みる場面、あれも泣けた。) この映画のラストはあまりにご都合主義かもしれないけれど、映画だもん。最後に「よかったねー」って言えるのって わたしは好きだなー。
*いいオトコ指数*   デニス・クエイド☆  







フライド・グリーン・トマト

FRIED GREEN TOMATOES
1991年 アメリカ


脚本:キャロル ソビエスキー
監督:ジョン・アブネット
出演者:キャシー・ベイツ
   ジェシカ・タンディ
   メアリー・スチュアート・マスターソン
   シシリー・タイソン
☆☆☆☆
(9/7)

*あらすじ*生活に疲れた中年の主婦が、病院で知り合った老婦人に聞いたある女同士の友情の物語
*感想* 物語は現在のキャシーベイツ演じる中年女性エブリンの生活と、ジェシカタンディ演じる老女の語る過去の物語とが 交互に進行していくのだけど、老女の物語によってエブリンがだんだんと生き生きとよみがえっていくのが 面白い!!特に気が弱くて、人に言いたい事がいえなかった性格だったエブリンがはっきりとものを言う ことが出来る女に変わっていく所なんかは、みていて溜飲が下がると言うか傑作と言うか・・(笑) 老女の物語の中の二人の女性の友情もとても感動的なんだけど、老女とエブリンの間に育っていく友情にも 感動を与えられるのだ。ミステリーの要素もあるし、お得な気分の1本。メアリー・スチュアート・マスターソンが マンハッタン花物語の彼女とはまるで別人!!それと気の弱そうなキャシーベイツも見もの!!
*いいオトコ指数*いいオトコは出ていません(T^T)クゥー  
























 

*あらすじ*
*感想*
*いいオトコ指数*   ★★★★★!!