2000年に読んだ本たちその3




「服部さんの幸福な一日」 ???

自分の乗った飛行機が事故を起こし、奇跡的に助かったのはいいけど なぜか次々と問題が起こってきて。。。。。 変わった発想から生まれたお話。





「八月のマルクス」新野剛志

主人公ニヒルでカッコいいんだけど、お笑いなんです。 私はマッチャン(松本人志)がモデルかな、と思ったけど 言葉が関東なんで、、、、思いつかない。99年乱歩賞受賞。





「屍の声」坂東真砂子

表題作は田舎の因習をモチーフにした陰気な陰気なストーリー。他の話も、どよんとした こわきもわるいかんじのお話。短編集。





「神の柩」 本岡類

実在の新興宗教団体をモデルにしたと思われる「理性の超約」という団体に関わる秘密 を追ううち殺人事件がおきて。。。。





「鋏の記憶」 今邑彩

主人公はサイコメトラー。つまり、触ったものの記憶が読み取れる能力をもつ超能力者です。 表題の鋏のほかにもいろいろ触れるだけで、事件の真相に迫ることができる。。 でもそれは決して本人にとっては幸せなことばかりじゃない、っていうことかも。





「少年Aこの子を生んで」

神戸の少年Aによる殺人事件は衝撃的だったけど、今年は17歳をキーワードに 少年の起こす事件が多かった年でしたね。





「純」 土師守

こちらは同じ事件の被害者のお父さんが書いた本。 かわいい子供を奪われた親の悲しみがひしひしと伝わってきました。





「暗い森」 朝日新聞社社会部

またまた同じ事件の客観的な記述。


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